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日本の病気診断と治療法を提示した国会事故調

 2012-07-13
オーストラリアから。

sydney-morning-herald-logo1.jpg


Doctor prescribes a radical regimen for treating 'Made in Japan' disaster
「人災」災害の取り扱いに、徹底的な治療法を処方する医師


July 14,2012

William Pesek


It's fitting that Japan chose a medical doctor to diagnose what happened on 3/11, the shorthand used to describe last year's earthquake and cataclysmic tsunami.
去年の地震と破壊的な津波を描写するために使われた速記、去年の3月11日に何が起こったのかを診断するのに、日本が医師を選んだのは、適切なことです。


MPs didn't tap a physicist to run a panel charged with explaining why the world almost lost Tokyo 16 months ago. They didn't go with an engineer to investigate radiation leaks at the Fukushima power plants. No former Supreme Court justices were summoned to make sense of March 11, 2011, when events conspired to change the way we view nuclear power.
16ヶ月前に、あと少しのところで東京を失うところだったのがなぜなのか、を説明するのに、議員たちは、物理学者をパネルに選出しませんでした。福島原発での放射能漏洩の調査を、技術者と共に行いませんでした。事故が原子力についての見方を変える手助けをしたとき、2011年3月11日の筋を通すのに、元最高裁判官は呼び出されませんでした。


Instead, officialdom entrusted the inquiry to Tokyo University professor emeritus Kiyoshi Kurokawa, a man without significant ties to the energy industry. One can safely assume that bigwigs in Tokyo now regret that decision. Kurokawa has a lot to say about Japan's many failures, and the good doctor is pointing fingers at people who had hoped for a whitewash.
その代わりに、官僚界はその調査を、エネルギー業界に有意義な繋がりのない人物、東京大学の名誉教授、黒川清氏に任せたのです。東京のお偉方が、今、その決断を悔やんでいると、優に思う人もいるでしょう。黒川氏は、日本の多くの失策について多く言うところがあり、その善良な医師は、体裁を繕いたいと望む者たちを、指差しているのです。


Picture3_20120714145459.jpg


Kurokawa's findings - that the Fukushima meltdown was a preventable, man-made disaster stemming from the worst conformist tendencies of Japanese culture - are a fresh start. They are the first sign that a break with the errant ways of the past might be afoot.
黒川氏の、福島メルトダウンが防ぐことのできた、日本文化の最悪な従順傾向から派生した人災だという発見は、新鮮な出だしです。過去の誤った方法を打ち破ることが進行しているかもしれないという、初めての徴候です。


Why is that? The first step to fixing a problem is to identify what the problem is, something Japan's government has stubbornly refused to do. Until now, scant attention was paid to how government-industry collusion placed so much of Japan's population in danger, as did a reluctance to question authority and a reflexive obedience to process.
どうしてか?問題をただす最初の一歩は、問題が何かを特定することで、それは日本政府が執拗に拒んできたものです。今まで、いかに政府と業界の馴れ合いが、あまりにも多くの日本の人々を危険に曝してきたのか、そして権威に問いただすことへの抵抗、手順に対する反射的従順性について、注意が乏しかったのです。

英文で書かれた、黒川氏の日本文化が原因とするこの部分。上記のほかに、英語文には、深くしみ込んだ日本文化の慣習として、「集団性、島国の国民性」とも書かれています。

Picture30_20120714145459.jpg 

この部分は、日本語の原文にはなく、外国に向けてのメッセージとして補足されたような感じですが、この描写は、特に国外で注目の対象になっています。

The Atlantic紙
Official Fukushima Report Blames Japanese Culture, Not Nuclear Power
公式の福島の報告書は、原子力ではなく、日本文化のせいにしている


という批判的なものや、

National Post紙の
A ‘made in Japan’ disaster with policy implications for all of us
「日本製の」災害を引き起こした政策は、わたしたち全てにとっての含蓄である


という肯定的な見解などなど。


いずれにしても、 そのような傾向は日本だけに限らない。という印象が強かったようです。

確かに日本だけではありませんが、個人主義の欧米と違い、「和」という名の元に、人と違うことをすることを「和を乱す」とするような集団性による価値観は、他国の人には、理解しがたいもので、原子力ムラをより強固にすることに、他国より加担していることは間違いないと感じます。




Yes, much of the blame lies with the arrogance and incompetence of Tokyo Electric Power Co, which owns the Fukushima reactors now referenced in history books next to Chernobyl. But it takes an insidious and toxic culture to cultivate such a corrupt and dangerous system.
そう、多くは、今では歴史の本にチェルノブイリの次のものとして触れられる福島の原子炉を所有している、東京電力の無知と傲慢に過失があります。しかし東電は、狡猾な、有害な文化を、こんなにも堕落した危険なシステムを深めることに利用しているのです。


The reason Tepco is still in business and hasn't been nationalised is Japan's omnipotent "nuclear village". The nexus of power companies and pro-nuclear regulators, bureaucrats and researchers that champions the industry came in for particular, and well-deserved, scorn in the 641-page Kurokawa report.
東電が今でも営業していて、国有化されていない理由は、日本の万能は「原子力ムラ」のためです。電力会社と原子力推進規制機関、業界を擁護する官僚と研究者たちの連携は641ページの黒川氏の報告書の中で、特有の、当然の報いとして表されました。


One of its most explosive suggestions touched on a widespread belief in Japan that it wasn't the tsunami that damaged the reactors and safety equipment, but the earthquake itself. It undermines Tepco's claims that the disaster was some act of God that it couldn't have foreseen or avoided.
津波が原子炉と安全装置を損傷させたのだ、と日本で広く信じられているのは、地震そのものだった、と触れたのは、最も激しい主張の1つでした。それは、災害が神のなす業で予測できず、避けられるものではなかったとする東電の主張を危うくするものです。


Kurokawa's six-month investigation was a Japanese first. It had wide-ranging subpoena powers and held public hearings at which Naoto Kan, the prime minister during the crisis, and then Tepco president Masataka Shimizu gave vastly conflicting accounts of the disaster response. Whereas three previous government-led inquiries went easy on the nuclear village, last week's report highlighted its complicity.
黒川氏の6ヶ月にわたる調査は日本で初めてのことです。それは、広範囲の召喚状の権限を持ち、公聴会が開かれ、事故当時の主相、菅直人氏と時の東電の社長、シミズ・マサタカ氏が災害対応について大幅に相反する答弁をしました。前の3つの政府主導の審理が原子力ムラに緩いものだった一方で、先週の報告書は、その共謀を強調しました


''What must be admitted, very painfully, is that this was a disaster 'Made in Japan','' Kurokawa wrote. ''Its fundamental causes are to be found in the ingrained conventions of Japanese culture: our reflexive obedience; our reluctance to question authority; our devotion to sticking with the program; our groupism; and our insularity.''
「認めなければならないのは、とても辛いことですが、それが、「日本製」の災害だったということです。」と黒川氏は書いています。「深くしみ込んだ日本文化の慣習としての、反射的従順性、権威に問いただすことへの抵抗、予定表執着への執心、わたしたちの集団性、島国の国民性が、根本の原因となっているのです。」


Kurokawa might as well have been talking about the economy 20 years after Japan's asset bubble burst. Here we are in 2012 and Japan still thinks the key to prosperity is a weaker yen, more aggressive central bank action, limited immigration and excluding women from the corporate and political power structure.
黒川氏はまた、日本のバブルがはじけた後の20年の経済について述べたのかもしれません。今2012年にあり、日本はまだ円安、更なる中央銀行の積極的な行動、移民の制限、企業や政治的な権力の構造からの女性の排除が、繁栄の鍵だと思っています。


The question, of course, is what the patient does with the doctor's diagnosis. Does Japan's government return to the unhealthy ways that brought us the world's worst nuclear fiasco since 1986? Or does it take the Kurokawa report to heart and realise a different path is needed? While the history of the past two decades supports the former course, the latter one is becoming harder for the Prime Minister, Yoshihiko Noda, to avoid.
問われるのはもちろん、患者が医師の診断に対してすることは何か、ということです。日本政府は、1986年以来、世界で最悪な大失敗をわたしちにもたらした不健全な形に戻るのでしょうか?あるいは、黒川氏の報告書を心から受止めて、必要とされている異なった道に気付くでしょうか?過去20年間の歴史が前者の道を指示してきた一方で、後者の道は、野田佳彦主相にとって、回避するのは困難になっています。


Fans of reactors are quick to point out that the science of nuclear power is sound. That's true. Where trouble starts is when the most potent power source the world has ever known is put in the hands of fallible humans without checks and balances. Let's remember, it was the managers at Tepco who put all of the plant's backup generators underground in a nation wildly prone to earthquakes and tsunamis.
原子力のファンたちは、原子力の科学が安全だと即刻指摘します。それは本当です。トラブルが始まるのは、世界がかつて知らなかった最も強力なエネルギー源が、確認やバランスがなく、過ちを免れられない人間の手にあるときなのです。広域にわたり地震や津波の起こりやすい国の地下にバックアップ発電機の全てを置いたのが、東電の幹部たちだったことを覚えておきましょう。


Nuclear enthusiasts point out that atomic power isn't just safe but cheap. Tell that to the devastated towns in northeastern Japan now facing extinction - or the more than 100,000 people still living in temporary shelters. Until utility operators can elevate reactors on huge shock absorbers or construct them from rubber, Japan's people will fear them.
原子力に熱心な者たちは、原子力がただ安全なだけではなく、安価だと指摘します。今、絶滅に直面している東北の悲惨な町々に、あるいは、仮設住宅でまだ暮らしている10万人以上の人々に言ってごらんなさい。電力会社が原子炉を、巨大な衝撃吸収装置の上に取り付けるか、ゴムで建設することができない限り、日本の人たちは怖れるでしょう。


There's a brilliant aspect to the Kurokawa report. It issues a variety of warnings to head off Japan's tendency towards cosmetic solutions, such as replacing senior officials at regulatory agencies and power companies or changing their names. It highlights the difficulty that panel members had getting documents from regulators. It speaks to the dangers of lobbying.
黒川氏の報告書には、輝かしい局面があります。官僚幹部が規制局や電力会社に天下りしたり、その名を変えたりするような、日本の外面の解決に向かう傾向を回避するように、様々な警告を揚げているのです。パネル委員たちが、規制組織から文書を入手するのが困難だったことを明らかにしています。議員への圧力の危険性についても言及しています。


Noda won the battle last month when he allowed two reactors at Kansai Electric Power Co's Ohi nuclear plant to reopen, but he's unlikely to win the bigger war over public support. Kurokawa's bold report is a significant setback to Noda's campaign. It may be a victory for the Japanese people.
野田氏は先月、関西電力、大飯原発の2つの原子炉の再稼動を許す戦いに、勝利しました。しかし、彼は、国民の支持という、更に大きな戦いに勝つことはなさそうです黒川氏の大胆なレポートは、野田キャンペーンに対する、重要な逆転となります。それは、日本の人々にとっての勝利かもしれません

Bloomberg


OB-TT267_jnuke0_E_20120713104758.jpg
European Pressphoto Agency
Protesters shout slogans during an antinuclear rally near Japanese Prime Minister Yoshihiko Noda’s official residence in Tokyo.






そうであってほしいと思います。


大きくなり続ける人々の声を無視しているように、

この報告書が指摘している問題点と、これからの提言を無視するようなことは、


今の日本では、


決して、許されません!


そして、国際社会が、


この報告書の内容を知っていますから。



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