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世界中の科学者に託される希望

 2012-02-04
全く理系の私ではないけれど・・・


今度生まれてきたら、

環境学者、生物学者、医者を目指したい!!

その知識と経験が、どんなにか人や地球を救う力になれるのか・・・

のんきに平和ボケと呼ばれた世代に生まれ育ったわたしは、

大事なことを、考えていませんでした。


かの、ネイシャー誌からです。


Picture1_20111027144734.jpg



The low-level nuclear threat
低レベルの核の脅威


Nature 482,5(02 February 2012)doi:10.1038/482005a

Published online 01 February 2012



Europe is making a good start on learning about the health risks of low-dose radiation with a programme to share cold-war data and set research priorities. But the effort needs to be global.

ヨーロッパは、低放射線量が健康に与えるリスクについて、冷戦からのデータを共有するプロブラムから学ぶ、という良いスタートを切り、その調査を優先させました。しかし、その取り組みは、全世界にわたるものである必要があります。


Fear of the effects of an atomic strike haunted the politicians and scientists of the cold war. For years, researchers around the world worked on massive and systematic programmes to understand how ionizing radiation might affect survivors of a blast. Almost half a billion animals in the United States, the Soviet Union, Europe and Japan -mostly rats and mice, but also thousands of dogs and some rabbits and monkeys - were deliberately irradiated. These experiments were well designed and worked to identify the pathological consequences of doses of various types of radiation, delivered at different rates and by different routes, including inhalation or ingestion. Results were documented in detail and tissue samples were kept.

核攻撃の影響に対する恐怖は、冷戦で、政治家や科学者につきまといました。何年もの間、世界中の調査員たちが、その爆発から電離放射線が生存者に与えるであろう影響がどのようなものなのかを理解しようという、大掛かりな、系統だったプログラムに従事しました。アメリカ、ソ連、ヨーロッパ、日本のほぼ50万匹の動物たち-ほとんどがねずみや子ネズミでしたが、何千もの犬や、いく匹かの兎や猿-が計画的に放射線をあてられました。これらの実験は、様々な種類の放射線量の病理学的な影響を確認するために、良く計画され、うまくいきました。異なった割合で、吸入、摂取を含み、異なったルートで与えたのです。結果は、詳細にわたり文書化され、サンプルは保存されました。


The political thaw of 1989 changed priorities, and these experiments and their results were largely forgotten. So were the scientists. But concern about ionizing radiation didn't fade entirely: instead, it was transferred increasingly to worries about low-level occupational exposure in the nuclear (and other) industries, and about exposure during medical diagnosis and treatment. The meltdown of the nuclear reactor in Chernobyl, now in Ukraine, in 1986 gave rise to new concern and political pressure, which was exacerbated by the Fukushima accident in Japan last year.

1989年の政治的緊張緩和が、優先されるものを変えてしまいました。そして、これらの実験や、その結果が大幅に忘れ去られたのです。しかし、電離放射線についての懸念は完全に消えませんでした。原子力(あるいは他の)業界での低線量の職業上被曝、医療診断、治療中の被曝についての心配が増す、ということに姿を変えていったのです。1986年に起きた、現在のウクライナ、チェルノブイリでの原子炉のメルトダウンは、新たな懸念と政治的圧力を引き起こしました。そして、それは、去年日本で起きた福島の事故により、進行することになりました。


Science hasn't yet provided all the answers that governments need to respond to these concerns. Epidemiological studies, backed by animal experiments, have established beyond doubt that exposure to radiation levels above 100 millisieverts increases the risk of cancer in a predictable, dose-dependent way. But the risk to health at lower exposure levels is harder to pin down. In Germany, for example, the dose limit for occupational exposure is 20 millisieverts per year. But even when this limit is respected, there are more than 70,000 reports of suspected health damage among exposed workers each year, more than double the number in 1960. Some epidemiological studies suggest that low doses of radiation - as few as 10 millisieverts in children -may increase cancer risk in susceptible individuals, and may be associated with other conditions, such as heart disease and stroke. People living close to Fukushima are anticipated to receive around 10 millisieverts of accumulated radiation exposure each over the next decade.

科学はまだ、政府がこれらの懸念に対応するのに必要な全ての答えを出してはいません。動物実験に裏付けられる疫学的研究は、100ミリシーベルト以上の放射線被曝が、容量が変わるにつれ、当然のように発癌のリスクが増加する、と言うことを疑いのないものにしました。ところが、低線量の被曝の健康に与えるリスクについては、突き止めるのが難しいのです。たとえばドイツでは、職業上の許容被曝量は1年に20ミリシーベルトです。しかし、この限界値が重視されていても、毎年、被曝している作業員の中で、疑わしい健康障害が7万件以上報告されています。1960年の数字の2倍以上です。いくつかの疫学的研究では、低線量-子どもにみられる、たった10ミリシーベルトくらい小さいもの-の放射線が影響を受けやすい人には、ガン発症のリスクを増加させるかもしれない、そして、心臓病や脳卒中のような他の状況と関連しているかもしれない、と、示唆しています。福島付近に住んでいる人々は、これから10年間、毎年10ミリシーベルトくらいの累積放射線量に曝されると予想されています。

(福島原発の作業員や、除染作業員で突然なくなった方の多くが、心臓疾患でしたね。東電により、即刻、放射線被曝とは関連がない。とかたづけられてしまいましたが・・・一般人の中にも、子ども大人を問わず、突然死が水面下で報告され始めていますね。。。これらは皆、せめて、「疑わしい健康障害」として記録されるべきではないでしょうか。)


Radiation-protection agencies want to check whether the weak associations between low-dose radiation and diseases are real. If they are, agencies need to understand the biological mechanisms behind them.

放射線防護機関は、低放射線量と病気の関係が薄いということが本当なのかどうか、確認したいのです。もしそうであるならば、その背後の生物学的メカニズムを理解する必要があります。


In 2008, the German Federal Office for Radiation Protection led an initiative with agencies from four other European countries and the European Commission to sketch out a rational, systematic plan to crack the low-dose problem. Their report was published in January 2009. It spawned the Multidisciplinary European Low Dose Initiative (MELODI), a platform of 15 European agencies and institutes that will develop and coordinate scientific policies. It also produced a 6-year, 13-million (US$17.2-million) European Commission Network of Excellence to help to set up the platform and address some of its questions. Keen to maintain the musical theme, the network calls itself Low Dose Research Towards Multidisciplinary Integration, or DoReMi.

2008年に、ドイツ政府の放射線防護庁は、ヨーロッパ4カ国の機関と欧州委員会と共に、低線量問題を明かすために論理的で系統だった計画を描きました。その報告は2009年の1月に発表されました。それは、欧州低線量の多岐学問によるイニシアティブ(MELODI:メロディ♪)を生み出しました。欧州15カ国の機関や学会が、科学的政策を展開、調整していく基盤となるものです。彼らは又、基盤を構築し、いくつかの疑問に言及するために、6年にわたり、1720万ドル(US)の有識者の欧州委員会ネットワークをもたらしました。聞こえをよくするために、自らを多岐学問統合にむけての低線量リサーチ(DoReMi:ドレミ♪)と呼んでいます。


Epidemiology has an important role in radiation research, but only when the dose received by an individual can be calculated with confidence, as in medical exposure. There must also be research on animals, posing questions not so different from those asked by radiobiologists during the cold war. Modern scientists won't be able to do animal experiments on the scale of those carried out before 1989, which would not be considered ethically justifiable by current standards. But they don't need to. Already, some scientists have started to analyse the cold-war data and materials, and have found that many of them should be usable.

放射線リサーチでは、疫学が重要な役割を果していますが、それは、個人の被曝量が自信を持って計算されるときのみ、(医療放射線のような)です。動物においても調査されなければなりません。冷戦中、放射線学者により問われたのと、そう変わらない疑問を投げかけてはいますが。現代の科学者は1989年以前に行われたような規模の動物実験をすることはできません。(当時は)現在の倫理的に正当だとされる規準が考慮されていなかったのです。すでに、幾人かの科学者たちは冷戦のデータと資料を分析し始めています。そして、多くのものが利用できると見出しています。

(福島には、それはそれはたくさんのすでに被曝してしまった動物たちがいます。そして、今も被曝し続けています。倫理的にも、この動物たちの健康状態の研究、試験的治療は、とても有意義なものに違いありません。人も住んでいます。全国で、異なった量、異なったルートで人々は被曝しています。安全だと言って住まわせて、安全だといって飲み食いさせて、倫理的にこれは正当だとされるのでしょうか?)


In Rome last week, biologists from radiation-protection agencies and research institutes around the world who have taken up the challenge of low-dose radiation research met to discuss how to share contemporary information, and how to make the vast archives of historical data available to all.

先週ローマで、低線量の放射線調査の難問を取り上げている世界中の放射線防護機関とリサーチ学会が会合し、現代の情報をどのように共有し、歴史上の膨大なデータをどのように皆がアクセスできるようにできるのかについて話し合いました。


It will involve a mammoth digitization and curation effort - expensive even before new experiments to plug gaps are factored in. Some members of MELODI estimate that it could cost up to 1 billion to understand the full biological effects of low-dose radiation. Yet the problem needs more than just money: it needs lobbying to attract biologists from other disciplines, who tend to dismiss radiobiology as old-fashioned.

それは、巨大なデジタル化とキューレーション(情報の収集・整理・共有)の取り組みを要するでしょう。ギャップを埋める新たな試みを計算に入れなくても、多額の予算が必要です。MELODIのメンバーのなかには、低放射線量の完全な生物学的影響を理解するには、10億までもかかるであろうと見積もっている人もいます。放射線学が古典的なものだと退ける傾向にある、他の分野の科学者たちをひきつけるような働きかけが必要です。


MELODI has made a fine start on structuring a European scientific approach to a serious social problem. It now needs to orchestrate itself as a global platform - an unchained MELODI, if you like.
MELODIは、深刻な社会的問題に対して、欧州の科学的取り組みを見事に構成し始めました。今は、国際的基盤として組織化する必要があるのです。望むのであれば、(世界に)解放されたMELODIを。







放射線医療専門の方々に、その影響を軽視する印象が目立つのが残念ですが・・・

利害に関係なく、人々の健康と環境保全第一の姿勢を崩さない

あらゆる分野の専門知識と経験、そして曇りのない人間性が、

これからの人と、地球を救ってくれることを願ってやみません。



220px-Peace_button_large.png
          PEACE

           VS

Nuclear-Waste.jpg
          NUCLEAR




人間にだけに、挑戦的に与えられた


「私欲」というものがなす大きな力と、


人間にだけ、特別与えられた


「倫理-ETHIC」という尊い心との



world_peace.jpg


決死の戦いです。




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Author:Blue Dolphine
ボア君 21歳
(いのしし年生まれ)
ラビ君 18歳
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と連れ合いに、そして周りの全ての人たちから日々幸せをもらっている母です。

バンクーバー近郊に被曝からの避難を考えている方、できる範囲でお手伝いします。遠慮なくご連絡ください。




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