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福島20km圏内から

 2012-01-27
ここ3日間、CNNが立ち入り禁止内のレポートをネットで紹介しています。

その、第3弾。

富岡町で、動物と残っているマツムラ・ナオトさんです。


Resident defiant in Japan's exclusion zone
立ち入り禁止地区で抵抗する住民


By Kyung Lah, CNN

January 27, 2012 -- Updated 0844 GMT (1644 HKT)





Tomioka, Japan (CNN) -- In the shadow of the Fukushima nuclear plant, one man's quiet defiance echoes through the contaminated, empty streets of Tomioka, Japan.
富岡町--福島原発の近くで、一人の男性の抵抗の声なき声が、汚染され、人気のなくなった富岡町の通りを響き渡っています。


Picture2_20120128170008.jpg


Tomioka, 10 miles (16 kilometers) away from the disaster, is inside the 12.4 mile (20-kilometer) radius of the government-mandated evacuation zone. But that hasn't stopped Naoto Matsumura, 52, a life-long resident and fifth generation farmer, from refusing to heed the mandatory evacuation since the nuclear meltdown.
事故現場から、16kmにある富岡町は、政府が強制避難地区に定めた20km圏内にあります。しかし、この地でずっと生き、5代目の農家のマツムラ・ナオトさん(52)は、原子炉のメルトダウン以来の強制避難などに、耳を貸しませんでした。


"I'm full of rage," says Matsumura. "That's why I'm still here. I refuse to leave and let go of this anger and grief. I weep when I see my hometown. The government and the people in Tokyo don't know what's really happening here."
「まったく怒り心頭だね。」とマツムラさんは言います。「だからまだここにいるんです。ここを離れることを拒み、怒りと悲しみを解き離しているのです。自分の故郷を見て涙を流します。政府も東京の人もここで本当に何が起きているのか分からないのです。」


Picture1_20120128170008.jpg


His defiance began with a simple desire to feed the animals on his farm. The government evacuated 78,000 residents around the exploding plant without a plan to rescue pets and valuable livestock.
彼の抵抗は、自分の農場の家畜にえさを上げたいという、単純な願望から始まりました。政府は爆発した発電所の周りの7万8千人の住民を、ペットや貴重な家畜の救助計画もないままに避難させました。


As Matsumura began to feed his own animals, the neighborhood's desperate cats and dogs started showing up. He started to feed them too and decided he couldn't leave them behind to die. When Matsumura ran out of food, he slipped out of the exclusion zone and bought dog and cat food and then snuck back into town.
マツムラさんが、自分の家畜にえさをやり始めると、近所の腹ペコの猫や犬が現れ始めたのです。それらの動物にも餌をやり始め、死ぬまで動物たちを置き去りになどできないと決意したのです。食料がなくなると、立ち入り禁止地区から抜け出し、犬や猫の餌を買い求め、こっそりと戻ります。


Weeks turned into months and now nearly a year. Conditions are growing worse by the day, says Matsumura.
数週間が数ヶ月になり、今では、ほぼ1年です。状況は日増しに悪くなる、とマツムラさんは言います。


Weeks into the evacuation, most of the cows starved to death, tied up in pens without any food. Maggots and flies covered their bodies, and a putrid smell came from most of the barns. But one of the worst scenes Matsumura remembers happened at a neighbor's farm. He found a cow and her calf alive. The cow was so thin from hunger it was just skin and bones, says Matsumura. The calf was crying, trying to approach its mother for milk. The mother kicked the calf, perhaps afraid of death, if it fed the calf, Matsumura recalled. The calf kept trying to approach for milk, but the mother kept kicking it away. The calf, dazed and hungry, stumbled away. It crawled into a corner, crying. The calf was sucking on straw as if it were the mother's teat, says Matsumura.
避難から数週間たち、ほとんどの牛たちは、餓死しました。餌もなく、柵につながれていたのです。ウジやハエが、その死骸を覆いました。ほとんどの納屋から悪臭が漂いました。しかし、マツムラさんが覚えているなかで最悪のことは、近所の農場で起きたことでした。マツムラさんは、生きている母牛と子牛を見つけたのだと言います。その母牛は、飢えてやせ細っていました。骨と皮だけだったのです。子牛は鳴いていました。母牛のミルクにたどり着こうとしていたのです。母牛は、子牛を蹴りました。もし子牛にミルクを上げたら、自分が死んでしまうと怖れていたのでしょう、とマツムラさんは振り返ります。子牛はそれでもミルクを求め続けます。それでも母牛は子牛を蹴り続けるのです。子牛は、おなかをすかせてフラフラし、よろめいているのです。そして、隅のほうまで這って行き、鳴いているのです。その子牛は、藁を、まるで母親の乳首だと思っているのように、吸っているのです。


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He went back the next day and found the cow and her calf dead.
翌日戻ってみると、母牛も、子牛も、死んでいました。


Repeatedly seeing scenes like this, Matsumura said, made him furious. He began doing interviews with foreign correspondents, saying the Japanese press wasn't covering the heartbreak in the exclusion zone.
繰り返しこのような光景を見てきたことが、自分を怒りに震わせたのだと言います。マツムラさんは、外国の特派員とのインタビューを受け始めました。日本の新聞は、立ち入り禁止地区の悲痛を網羅していなかったのだ、と言います。


"The government and Tepco are not doing anything at all," says Matsumura. "We're the victims. The government and Tepco, they're the perpetrators but they don't treat us as victims. They pretend they're doing something, but they don't do anything inside the 20 km zone. I ask the lawmakers to help but they keep saying that's the 20 km zone. But something needs to be done now. They are hopeless."
「政府と東電は、全く何もしません。」とマツムラさんは話します。「私たちは犠牲者です。政府と東電は加害者です。でも、彼らは私たちを、犠牲者として扱いません。何かをやっているふりをしていますが、20km圏内では、何もしていないのです。議員に助けを求めました。でも、20km圏内だから、と言い続けるのです。それでも今何かをしなければなりません。彼らには、どうしようもないのです。」


Matsumura wants the cleanup of the contamination to speed up. There are a few signs that the work has begun in Tomioka, with contaminated soil sitting under blue tarps in a neighborhood park. But at this pace, Matsumura said, he'll never live to see Tomioka's people return.
マツムラさんは、除染を急いで欲しいと思っています。富岡町では、除染が始まった気配が少し感じられます。近所の公園にブルーのビニールをかぶせられた汚染土が置かれているのです。しかし、今のペースでは、自分が生きている間に人々が戻ってくるのを見ることはないだろうと言います。


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Matsumura hopes as the one year anniversary of this nuclear disaster approaches, the international community will remember the risks of nuclear energy.
マツムラさんは、この放射能災害から一周年をむかえるにあたり、国際社会に原子力エネルギーの危険を思い起こして欲しい、と望んでいます。


"You see what can happen. U.S., Russia, Japan -- this is the third nuclear accident, the third time something we created ended up hurting us. This is the third time, but we haven't learned our lesson yet."
「アメリカ、ロシア、日本で何が起こりうるのかわかりますよね。これは、3回目の原子力事故です。自分たちが作り出したものが、自分たちを傷つけることになった3回目のことなのです。3回目です。それなのに、私たちは、まだそのことから学んでいません。」


Matsumura lives without electricity and gets water from a nearby well. He slips out of the exclusion zone only for food and then returns to feed any animals he can.
マツムラさんは、電気ない生活をしています。水は近くの井戸から汲んでいます。立ち入り禁止地区から抜け出すのは、食料のためだけで、自分ができるだけの動物に餌をやるために戻ります。


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He's been tested for radiation contamination, and results show his body is "completely contaminated," he says. But he'll stay, he pledges, as the sole citizen of Tomioka to keep tabs on the government. "We have to decontaminate this area or else this town will die. I will stay to make sure it's done. I want to die in my hometown."
マツムラさんは、放射能汚染を調べました。その結果は、自分の体が「完全に汚染されている」ことを示しているのだと言います。それでも留まります。たった一人の富岡町民として、行政を見張ることを誓っているのです。「この地を除染しなければなりません。そうでなければ、町は消滅するでしょう。私は除染されるのをここで見とどけます。私は、自分の故郷で死にたいのです。」






なぜこんな残酷なことが起きているのでしょう?

都会に電気を送るための原子力があったからです。



声なき声が、遠くまで、


ずっとずっと遠くまで、


届きますように。




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ボア君 21歳
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ラビ君 18歳
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と連れ合いに、そして周りの全ての人たちから日々幸せをもらっている母です。

バンクーバー近郊に被曝からの避難を考えている方、できる範囲でお手伝いします。遠慮なくご連絡ください。




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