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福島事故がカナダに及ぼした影響~後編

 2011-10-30
引き続き、バンクーバー地元紙、Georgia Straightからです。


georgia_straight_logo.jpg


Food is another big question mark. The Canadian Food Inspection Agency briefly tested Japanese food imports from the area around Fukushima, but it dropped those measures in June. Canada now relies on Japanese authorities to screen contaminated food.
食べ物は、もう一つの大きな疑問です。カナダ食品検査機関は、福島付近から輸入される食物を一時的に調査しました。しかし、それは6月で終わっています。今、カナダは、日本の政府が汚染食品をスクリーニングするのに頼っています。
(日本は、自国の輸入食品の規制が1kg370ベクレルまでで、国内の食品規制が500ベクレル。食品安全委員会が、これを100ベクレルまで厳しくしようとしていますが、カナダの規制値は1000ベクレルです。ということは、日本の基準を超えた高レベルの食品は、1000ベクレルまで、カナダで受け入れてくれる!と言うことですね。日本人家庭の皆様。これ、このままでよいのでしょか・・・????!


But Japan’s food inspections have proven to be highly controversial since Fukushima. The country has no centralized food-inspection system, and poor monitoring after Fukushima allowed food contaminated with radiation to be sold to Japanese consumers.
しかし、日本の食品点検は、福島の事件以来、とても問題視されています。日本には、一括した食品調査システムがなく、福島事故の後のお粗末なモニタリングは、日本の消費者に放射能汚染された食品を販売することを許してしまったのです。


Meanwhile, it’s becoming clear that the radiation has spread much farther across Japan than government officials have acknowledged. Citizen monitoring groups have found 22 “hot spots” in Tokyo where radiation levels are higher than the level at which zones were considered contaminated near Chernobyl, the New York Times reported on October 14.
一方で、放射能が、政府が認識していたよりもはるかに日本中に拡大していることが明らかになってきています。市民のモニタリング団体が、チェルノブイリ付近で汚染地と考えられていた地区よりも高い放射線レベルである、22のホットスポットを東京で見つけた、とニューヨークタイムズは10月14日に報じました。


fukushima-nuclear-planet-released-more-radiation-government-said_1.jpg
Image: Abode of Chaos/Flickr


The CFIA also told the Straight it has no plans to monitor food products from the Pacific Ocean fishery. You’d think this would be a concern, because many fish caught in the Pacific still have large amounts of radiation months after the accident, according to data reported on the website of the Japanese government fisheries agency.
CFIA(カナダ食品検査機関)はまた、当誌に対し、太平洋の漁からの食品生産物をモニタリングする計画は全くない、と述べました。これは心配の種でしょう。なぜなら、日本の水産省のウェブサイトで報告されているデータによると、太平洋で取れた多くの魚は、事故から何ヶ月も経った後でも、多量の放射能を含んでいるからです。


In September, 21 Japanese fish catches exceeded the Japanese radiation ceiling?the same number as in August. Two catches in September exceeded the ceiling for radioactive cesium by more than four times.
9月21日に、日本で水揚げされた魚は、8月と同様、放射能の上限を超えました。9月の2つの水揚げは、放射能上限値の4倍以上だったのです。


Even fish caught far from Japan are contaminated. One sample of skipjack tuna caught 440 kilometres from Japan in late September had a cesium reading of 13.9 becquerels per kilogram, according to the Japanese fishery data.
日本から遠く離れたところで獲れた魚さえも汚染されています。日本水産省のデータによると、9月に日本から440kmのところで捕獲されたマグロの1つのサンプルからは、1キロあたりセシウム13.9ベクレルが検出されています。


That’s below the Japanese ceiling of 500 Bq per kilogram, but it could still pose a health risk, especially when added to radioactive exposure from other fish or water.
それは日本の上限、キロあたり500ベクレルより低いものですが、それでも、健康にリスクを引き起こし得るものです。特に、他の魚や水からの被曝が加わるときなどは。


This is because there’s no safe level of radiation. The scientific consensus is that even small amounts are unsafe. For example, the Canadian radiation ceiling is set at a level that causes about 500 lifetime cancers per million people over 70 years of exposure, according to Health Canada’s website. That’s 17,000 lifetime cancers spread over 33 million Canadians.
放射能のレベルに安全値はないからです。科学者の一致した意見は、たとえ少量の被曝でも安全ではない、ということです。たとえば、カナダ衛生局のウェブサイトによると、カナダの放射能の上限は、70年以上被曝している百万人のうち500人が生きているうちに癌になる、というレベルに定められています。それは、3300万人以上のカナダ人のうち1万7000人が生きているうちに癌になる、ということです。


Months after Fukushima, radiation levels in the ocean waters off Japan have remained persistently high, despite government assurances that they’d dwindle, the New York Times reported on September 28.
福島事故から何ヶ月も経ち、日本沖の海水の放射能レベルはしつこく高いままです。日本政府がレベルが下がっていると宣言したことを、ニューヨークタイムズは9月28日に報じていますが。


Ken Buesseler, a scientist at Massachusetts’s Woods Hole Oceanographic Institution, told the paper that Fukushima was by far the largest accidental release of radioactive material into ocean waters?exceeding, by a magnitude of 100, the Chernobyl contamination of the Black Sea.
マサチューセッツ州ウッズホール海洋研究所の科学者、Ken buesseler氏は、新聞に対し、福島は、チェルノブイリの黒海の汚染よりも100倍も多い放射性物質を海に放出した、最大の事故である、と述べました。
(関連記事は、こちら。)

Despite all this, the CFIA has already announced it has no plans to conduct radiation tests next year on salmon returning to B.C. waters that may have migrated near Japan.
これら全てのことにもかかわらず、カナダ食品検査機関は、日本近くまで移動し、来年BCの海に戻ってくる鮭に関しての放射能調査をする計画がないと発表したのです。


Have there already been health impacts from Fukushima? It’s much too early to say. B.C. infant-mortality statistics don’t show any rise in deaths after Fukushima.
福島からの健康に対する影響が既にありますか?それを語るのには早すぎます。BCの乳児死亡数の統計は、福島事故後に死亡が上昇したとは示していません。


On the other hand, there is a statistically significant 33-percent correlation between infant deaths in Seattle so far this year and levels of iodine-131 detected in rainwater at the U.S. government monitoring station in nearby Olympia, Washington. (Radioactive iodine was detected over a period of five weeks in the rainwater in Olympia, so for calculation purposes, it was assumed that the level of iodine was zero the rest of the year.)
一方、今年になって今まで、シアトルの乳児死亡との33%もの相互関係が統計的にありました。ワシントン州のオリンピア近くのアメリカ政府モニタリング施設では、様々なレベルのヨウ素131が雨水に検出されたのです。
(放射性ヨウ素は、オリンピアで5週間以上にわたり、雨水に検出されました。計算上の目的で、今年の残りの期間は、ヨウ素が0と想定されました。)


The correlation is only moderate and could still just be a coincidence. But it does suggest a need for more monitoring of health impacts. Unfortunately, the poor Canadian government data on radiation in rainwater here makes it impossible to see if such a correlation exists in Canada.
その相互関係は、穏やかなものでしかないので、偶然なだけだったのだとも考えられます。しかし、健康に対する影響をさらにモニタリングする必要性を示すものなのです。残念ながら、ここでの雨水に含まれる放射能に関するお粗末なカナダ政府のデータからは、そのような相互関係がカナダに存在しているのか見ることができません。


And with the lackadaisical attitude of public officials in Canada, we have to wonder if they will bother to study longer-term health impacts. Canada’s lack of monitoring isn’t all that surprising when you consider that it is a major exporter of nuclear technology and uranium. But it is reminiscent of Chernobyl.
カナダのお役所の方々の、気乗りしない態度からは、長期に渡る健康に与える影響を研究する気があるのか疑念を抱かざるを得ません。カナダのモニタリングの欠如は、核技術とウランの主要な輸出国であることを考えれば、何も驚くことではありません。しかしそれは、チェルノブイリをしのばせるのです。


Japan, Germany, and Switzerland have announced they’ll phase out nuclear power. Meanwhile, Canada is doing the opposite. In August, a federally appointed review panel cleared Ontario to build two new nuclear reactors, saying they pose no environmental risk.
日本、ドイツ、スイスは原子力から後退すると発表しました。一方カナダは、正反対です。8月に政府が任命した審査員会は、オンタリオに新しい2つの原子炉を建設することを通過させました。それが、全く環境に危害を及ぼすことない、としたのです。
(日本も!ですね。記事のコメント欄にもありますが、日本ではなく、イタリアの間違えだろう、と。日本は菅総理が打ち出した脱原発依存から、残念ながら、表向きには原発推進に転換しているように理解されています。)


And Canada still hopes to win contracts for its nuclear industry in countries such as China and Jordan, which have announced plans to build new nuclear reactors.
そして、カナダは、中国、ヨルダンなど、新しい原子炉を建設する予定を発表している国々の原子力業界との契約を取り付けたいと、いまだに願っているのです。




問題のCFIAのウェブサイトには、

The CFIA tested over 150 domestic and imported products, and found all products were below Health Canada action levels for pertinent radionuclides. As a result, the CFIA no longer sees the need for sampling and testing food and feed products for the presence of radiation. However, a range of other measures remain in place to monitor the situation and the potential for unsafe food to enter Canada.

カナダ食品検査機関は、150以上の国産、輸入品を検査し、全て、カナダ衛生局が定める関連放射性物質の許容レベルでした。結果として、カナダ食品検査機関は、放射能含有についてのサンプル検査や、食品、えさの検査は行いません。 しかし、カナダに入ってくる可能性のある安全でない食品とその状況についての他の測定については、網羅します。


・・・・とあります。

まず、6月15日付けの日本からの輸入食品(169)サンプル検査の結果はこちら。4月5日から6月8日まで、1日数品の検査です。

そして、国産ミルクの(34)サンプル検査の結果が、こちら。4-6月まで各1日の検査です。


これで打ち切り・・・・

なぜ他の検査はやって、放射能はしないのか・・・

あれ?でも確か、8月に報道された、太平洋の魚の検査の件はどうなったんだろうか???


イタッ・・・また狐につままれた・・・カナダでも・・・


この記事のコメントに、こんなものも・・・


”I work for a federal government food monitoring agency that monitors food grown in Canada. I can tell you that I brought up the issue of radiation getting into our food (through rainwater) with my manager soon after Fukushima and received nothing but silence.”

「自分は、国内生産の食品をモニタリングする、カナダ政府の食品モニタリングエージェンシーで働いています。福島事故の後、私が、放射性物質が雨水を通して食品に入り込む問題を上司に持ち出したところ、何の回答もなく、沈黙のままです。」


まだまだ放射能は漏れていて、汚染は拡大し、世界中のメディアでも話題が再燃しているときに・・・


日本は500ベクレルの暫定基準値が、カナダの1000ベクレルに比べるととても厳しいから、大丈夫、と言うことでしょうか?日本人は相当信用されている!と言うことでしょうか・・

もし、悪徳商売で、500べクレル以上1000ベクレル以下のものを安く引き取って、通常の値段で売る、なんて業者が出てきても、誰もチェックしないんですね・・・ それに、それって規則破ってない、ってことだし?

大体1000ベクレルという基準が疑問でヘルスカナダに電話しましたが、やっぱり1000ベクレルで、あくまでも緊急時の対策だから、といわれ終了してしまいました。


???だから???................


カナダの市場は、日本よりも危ない・・・という気がしてきました。

このようなことがもっと人々に知れ渡れると、カナダの日本食業界は、困っちゃいますよね・・・


雨どいの下など、ここでも、ガイガーカウンターで測りたい衝動に駆られています。




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Author:Blue Dolphine
ボア君 21歳
(いのしし年生まれ)
ラビ君 18歳
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と連れ合いに、そして周りの全ての人たちから日々幸せをもらっている母です。

バンクーバー近郊に被曝からの避難を考えている方、できる範囲でお手伝いします。遠慮なくご連絡ください。




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