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福島残留者と動物~あれから1ヶ月~

 2011-10-24
約1ヶ月前(9月25日)にABCが伝えた、避難地区に残った人と動物






彼らの今の姿が、また伝えられました。


abc_australia.jpg

音声はこちら.


A bigger threat than radiation in Fukushima
放射能より大きな脅威in 福島



ELIZABETH JACKSON: You'd think the biggest danger about reporting from Fukushima would be the radioactive hotspots that have forced tens of thousands to leave the contaminated region.
エリザベス: 福島からのレポートで一番大きな危険は、何万人もの人々が、汚染地区を立ち退かざるを得なくなった、放射能のホットスポットのことだと誰もが思うでしょう。


But it's not, at least it's not according to the ABC's North Asia correspondent Mark Willacy.
しかし、少なくともABCの北アジア特派員のマークWillacyによると、そうではないようです。


As he explains, it was during a recent trip inside the 20 kilometre no-go zone around the crippled plant that he came face to face with the biggest threat to his health.
マークの説明によると、原発から20km圏内の取材の旅の間に、自分の健康に及ぶ最大の脅威に直面したことになったと言うのです。


(sound of a Geiger counter)
(ガイガーカウンターの音)


MARK WILLACY: That's a sound you don't want to hear while wandering around Fukushima.
マーク: これは、福島を歩き回っているときに聞きたくない音です。


When your Geiger counter stops clicking and starts screaming like that, it means you've probably entered a radiation hotspot.
ガイガーカウンターの音の途切れが止まり、このように叫び始めたとき、それはおそらく、自分が放射能ホットスポットにいるのだと言うことを意味します。


And that's exactly where we were, in the mountains inside the 20 kilometre no-go zone around the shattered Fukushima nuclear plant.
そして私たちがいるところが正にそれです。紛糾した福島原発周辺20km立ち入り禁止圏内の山中です。


We'd come to see Keigo Sakamoto, one of a handful of so-called nuclear hold-outs, or people refusing to leave their homes despite the evacuation order.
さかもと・けいごさんに会いにきたのです。いわゆる放射能残留者、あるいは、避難命令にも関わらず家を離れない一握りの人々のうちの一人です。


And as we approached his ramshackle farm I began to get a sense that it wasn't just the radiation we should be wary of.
彼の今にも崩壊しそうな農場に近づくにつれ、油断ならないのが放射のだけではない、というという気配を感じ始めました。


(sound of barking dogs)
(犬の吠える音)


As well as old cars, rusting drums, plastic crates, rotting clothes, rolls of pipe, crusty bottles, mouldy magazines, and leaning sheds, Mr Sakamoto's farm was infested with dogs.
古い車、さび付いたドラム、プラスチックかご、朽ちていく衣類、パイプ、薄汚れたボトル、カビの生えた雑誌、傾いた小屋と同様、さかもとさんの農場では、犬が横行していました。


There were big ones, little ones, brown ones, beige ones, spotty ones, mangy ones, but no friendly ones.
大型犬、小型犬、茶色、ベージュ、斑点のある犬、みすぼらしい犬。どの犬も、人なつこくはありません。


In all there were 21 of them, and all looked they wanted a piece of us, most straining on their chains trying to do just that.
全部で21匹、全部の犬が、人間のひとかけらを欲しがっているように見えました。それを獲得しようと、ほとんどの犬が鎖を引っ張っています。


Mr Sakamoto came out to the front gate to greet us.
サカモトサンが正面ゲートに、私たちを出迎えに出てきました。


He certainly looked like a nuclear hermit. His beard was grey and straggly, he wore an old washer wrapped round his head pirate-style, and he sported overalls encrusted with what looked like a combination of paint, grease and last night's dinner.
彼は、正に放射能世捨て人の風情でした。彼のあごひげは、白髪で、ほつれていました。海賊のように古いタオルを頭に巻いていました。そして、ペンキ、油、昨晩の夕飯がちりばめられたようなオーバーオールを着こなしていました。


Mr Sakamoto's first words were ones of warning. "Don't go anywhere without me," he said. "Some of my dogs are a little excitable."
さかもとさんの最初の言葉は、警告でした。「どこに行くにも、私と一緒にいてください。犬の中には、少々興奮気味のものがいますので。」


So it was time to run the gauntlet, our first test, a small beige mongrel inhabiting a wooden box near the front gate.
そして、最初のテストは、正門近くの木製の犬小屋で暮らしている、ベージュの雑種小型犬の激しい攻撃でした。


But like the biblical story of Daniel in the lions' den, these savage canines became calm as Mr Sakamoto passed them, so we stuck so close to him we looked like we were in some sort of erotic conga line.
しかし、聖書のなかの「ライオンの檻のなかのダニエル」のように、この凶暴な犬たちは、さかもとさんが通り過ぎると穏やかになりました。なので、私たちは、彼のそばについていたのです。私たちはまるで、1列に並んだ官能的なコンガのダンサーのようでした。


Now in the middle of this rubbish-strewn property, ABC cameraman Jun Matsuzono could begin filming Mr Sakamoto going about his business.
このゴミだらけの所有地の真ん中で今、ABCのカメラマン、まつぞの・じゅん氏が自分の仕事に戻るさかもと氏の撮影を始めました。


It was then that I remembered I'd left my radio gear in the car, but to get it I'd have to run the gauntlet, alone.
そのとき、ラジオ機材を車に置いてきてしまったのを思い出したのですが、それを取りに行くには、攻撃的な犬たちの間を1人で走らなければならなかったのです。


So I began edging my way back down the path Mr Sakamoto had cut through his pack of mutts.
そこで、私は、さかもと氏が雑種犬の群れを通り抜けて言ったその道を、注意深く進み始めました。


First dog, a snarl but no lunge.
最初の犬は、歯を剥いていましたが、噛み付きはしませんでした。


Second dog, no sound, just a glare.
2番目の犬は、音を立てず、ただにらみつけていました。


I was nearly back to the car now, just the small beige mongrel inhabiting the wooden box by the front gate to pass.
ほとんど車まで戻った今、正面ゲートの木製の犬小屋のベージュの雑種小型犬を通り過ぎるところでした。


But where was the little bugger?
しかし、あの、ちっちゃな奴はどこにいた?


I couldn't see him. He must be in his box asleep I thought. I was confident now, so I began my final strides to the car.
彼を見かけなかったのです。きっと小屋の中で寝ているのだと思いました。自信を持って、最後に大またで歩き始めました。


It was then I caught a flash of beige out the corner of my eye, then I felt the impact. The mongrel had latched onto my ankle.
そのとき、私の視界の片隅にベージュの犬を一瞥したのです。そして、衝撃を感じました。その雑種犬はわたしのくるぶしに喰らいついていました。


I instinctively pulled away, and the chain around the dog's neck ensured he couldn't pursue me for second helping to my leg.
本能的に、後ろに下がると、首に巻かれた鎖で、2度目は、私の足に喰らいつくことができませんでした。


I suppose I should have told you earlier that I was wearing a protective suit, a disposable set of overalls designed to keep radioactive contamination off your clothes.
先に、防護服を着ていたと話すべきでしたね。着ている衣服から、放射能汚染を防ぐために作られた、使い捨てのオーバーオール防護服を着ていたのです。


Looking down at my ankle, I noticed that my canine ambusher had taken a large piece out of the suit. Thankfully under the suit I was wearing jeans, so even though my assailant had latched onto me he hadn't managed to break the skin.
くるぶしを見てみると、私を待ち伏せしていた犬が、防護服を大きく噛み切っているのに気がつきました。ありがたいことに、防護服のしたにジーンズを着ていたので、敵が喰らいついてきたにも関わらず、皮膚を傷つけるまでは達しなかったのです。


Seeing that one of his charges had made a successful lunge, Mr Sakamoto came to my aid, guiding me back into the middle of the den.
その犬の一撃が成功を収めたのを見て、坂本氏が助けに来てくれ、敷地の中央まで、導いてくれました。


It was then he issued another warning.
そして、彼は、もう1つの警告を言い渡したのです。


"See over there," he said pointing off into yet another cluttered overgrown corner of his radioactive redoubt.
「あそこを見てみてください。」放射能要塞の雑然と草が生い茂ったもう一方の隅を指差して言いました。


I looked over, and there it was, a giant of a beast, a four legged brute with a shaggy grey coat and a set of curled satanic horns.
眺めてみると、いました。巨大な野獣が。灰色の毛むくじゃらのコートを着、悪魔のようなカールした角がある4つ足の獣。


"That's my billy goat," said Mr Sakamoto proudly. "But don't go near him," he warned. "He's over a hund
red kilograms and he will charge at you. If he gets you he could kill you," he said.
「私のやぎです。」さかもと氏は誇らしげに言いました。「でも近づいてはいけません。」と忠告します。「ここから100kmくらいにいますが、あなたをねらってくるでしょう。もし捕らえられれば、殺されかねません。」


So here we were less than 20 kilometres from the oozing, shattered reactors of Fukushima.
さて、ここが、漏洩し、紛糾した福島原子炉から20km以内のところです。


But the radiation threat was now number three on my list of concerns.
放射能の脅威は、今では、私の心配リストの3番目です。


In the top two spots were a pack of truculent dogs and a billy goat with a bad attitude.
トップ2は、獰猛な犬の群れと、態度の悪いやぎ、です。


This is Mark Willacy, now safely back in Tokyo, for Correspondents Report.
東京に無事に戻った、マークWillacyのレポートでした。




坂本さん、避難支援物資要請のメッセージは、こちら



マークの心のうちを、・・・

もっと語って欲しい。

私はといえば、

ちょっと、出口のない迷路をさまよっている気がしています。



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コメント
 このようなニュースは日本のテレビや新聞では私が見ている限り報道されていないと思います。
インターネットで調べて初めてとんでもないことになっているのを知ります。
震災後、犬や猫を何匹も保護した団体も
今は20キロ圏内に入れてもらえないそうです。
今でも助けられる動物がたくさんいるだろうに・・・。
【2011/10/26 21:47】 | kojirou #FCOfbz1s | [edit]
kojirouさん

オーストラリアABCのマークさんの取材は、他とは全く違います。
本当に深くて、生きた現実が見えてくるもので・・・
その目の付け所に、ジャーナリストとしての鋭い感性と温かい心を感じます。
今でも助けられる動物はいるのかなぁ?
夏ごろから皆野生化して、捕まえるのも大変そうでしたよね。
人間の世界にもどして、リハビリが出来る状態には、もはや遅すぎるのではないかとも思えてきます。
もう、みな、自力で新しい人生を生きているのではないかなぁ、と。
シェルターの動物も、病気やリハビリが救助より大変だろうし、
雨水飲んだり、草食べたりして、内部被曝もひどいだろうし。
本当に。。。悲しい事ばかりです。
そして、日本の政府が進んでいる道が、恐ろしくて仕方ありません。
今日の内部被曝だけで生涯100年で100ミリシーベルトというニュースを見たときは、本当にくらくらめまいがしました。夢の中にいるのか、悪い夢を見ただけだったのか、それとも現実なのか・・・分からなくなる事があります。本当に、彼らが打ち出す政策を見ていると、風刺ホラーサイエンス映画を見ているのではないかという錯覚に陥ってばかりです。。。
世の中が破滅に向かっているのなら、貯金なんてしないで、毎日楽しもうか!!!
と、自暴自棄にならないように、日々踏ん張っています。
【2011/10/27 22:36】 | Blue Dolphine #- | [edit]











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プロフィール

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Author:Blue Dolphine
ボア君 21歳
(いのしし年生まれ)
ラビ君 18歳
(うさぎ年生まれ)
エリー 9歳
(ラブラドール犬 ♀)

と連れ合いに、そして周りの全ての人たちから日々幸せをもらっている母です。

バンクーバー近郊に被曝からの避難を考えている方、できる範囲でお手伝いします。遠慮なくご連絡ください。




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