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福島~飯舘村~に残る人

 2011-09-10
福島第一原発事故から半年。

イギリスの、The Telegraph紙が、避難せずに残っている人のことを、レポートしました。





The human guinea pig defying the Fukushima leak
福島放射能漏れに挑むヒューマンギニアピッグ (飯舘村)


By Julian Ryall in Iitate Village, Fukushima Prefecture
8:00AM BST 10 Sep 2011


Destroyed six months ago by the magnitude-9 earthquake and the tsunami that it triggered, the reactors have since been leaking radiation the length of this peaceful valley.
マグニチュード9の地震と津波に6ヶ月前に破壊された原子炉は、そのときからずっと、穏やか谷の隅々に渡り、放射能を放出しています。


And while virtually all his neighbours in the village of Iitate hurriedly left, Ito says he is staying.
そして、事実上、飯舘村の全ての隣人が急いで村を後にした一方で、イトウさんは残ると言います。


"I'm officially registered as living in a shelter in Iino because I was supposed to have been evacuated there, but I've never stayed," says Ito with a shrug. "It's about 30km (18.6 miles) from here and I only go to collect my post because they won't deliver here any more."
「私は避難するはずだった飯野町のシェルターで暮らしていると登録されていますが、そこにいたことは全くありません。」と肩をすくめました。「そこはここから30kmほどのところで、郵便物を取りに行くときだけ底に行きます。ここには郵便物を、もう届けてくれませんので。」


He surveys the paddy fields and plastic-roofed greenhouses of the agricultural research centre that he manages; raising rice, potatoes, peanuts, beans, cucumbers, aubergine and sunflowers. It is also his home. Dragonflies criss-cross the heads of the rice crop and, as night falls, the croaking of frogs echoes off the forested hillsides. But just 20 miles to the southeast, the three damaged reactors at the nuclear plant continue to emit radiation into the atmosphere.
彼は、自分が管理していた、お米、ジャガイモ、ピーナッツ、豆、きゅうり、なすび、ひまわりを育てていた農業リサーチセンターの田んぼとビニールハウスを調べています。そこは彼の家でもあります。トンボが稲の先を行きかい、暗くなるにつれ、かえるの声が木々に覆われた丘にこだまします。しかし、南東20マイル(32km)には、3つの損傷した原発原子炉が、大気に放射能を放出しています。


Iitate may be just outside the mandatory exclusion zone that the government has imposed, but the geography of this district and the prevailing winds have made the village a hot spot. Of this sprawling community's 6,200 residents before March 11, only nine have stayed.
飯舘村は、政府が定めた強制避難地区の少しだけ外側にありますが、その地区の地形や、風向きから、この村はホットスポットになりました。この地域に3月11日前に住んでいた6200人の住民のうち、残っているのは、8名です。


"There are people who are opposed to nuclear power who will tell you that even a small amount of radiation is very dangerous to human health," says Ito. "There are others who say that exposure to small levels of radiation is not a dangerous thing. I'm 67 years old and they say that the impact of exposure can only be seen after 15 or 20 years … I'm prepared to become a human guinea pig."
「原子力に反対の人たちは、ほんの少しの放射能でも人にとって、とても危険だと言う。」イトウさんは話します。「他の人は、少しの量の被曝なら危険ではないと言う。私は67歳で、被曝の影響は、15年か20年後にしかでない、と言う。。。私は、ヒューマンギニアピッグ(実験用ねずみ)になろうと思う。」


Ito has spent much of the day cutting down foliage that is encroaching on the narrow lane that runs down the valley to his farm. While he works, he does not wear a face mask or protective clothing. Medical examinations to date have found no signs of abnormalities, he says.
イトウさんは、一日のほとんどを、谷から彼の農地へ向かう細道に侵略してきた草を刈ることに費やしています。働いている間、マスクも、防護服も着ません。最近の健康診断で、異常な兆候などなかった、と言います。


ito_1992913c The Telegraph



The first official radiation readings for Iitate village were released on March 15, three days after the tsunami struck the reactor and two days after the first hydrogen explosion at the plant. Over the next two days, similar explosions ripped through the power station. "They took the official readings by the village hall and it was 44.7 microsieverts on the first day, but it was 89.4 here," says Ito. The Japanese government has set the safe exposure limit at 1 millisievert per year but Ito's valley is likely to surpass 20 millisieverts by the time of the first anniversary of the disaster. His monitors indicate he had surpassed the 10 millisievert level by the end of June.
飯舘村の最初の公式な放射能測定値は3月15日に発表されました。津波が襲った3日後で、最初の水素爆発が起こった2日後です。それから2日間、原発で同じような爆発がおきました。「村役場に公式な測定値を持ってきて、それは初日が、44.7マイクロシーベルトでした。でも、ここでは89.4でした。」とイトウさんは言います。日本政府は安全な被曝限界を年間1ミリシーベルトとしてきました。しかし、イトウさんの谷では、来年の3月11日までに20ミリシーベルトを越してしまうでしょう。彼の独自の測定は、6月の終わりまでに10ミリシーベルトのレベルを超していたのです。


"My children live in Niigata Prefecture with their families and they are always telling me to leave and go to stay with them, but I keep telling them that I want to be here because there are things that I want to do and things that I have to do," he said. "I don't agree that it is frightening," he adds. "This is the only way to find out, one way or the other."
「子供たちは新潟県に家族と住んでいて、いつもわたしにそこで一緒に暮らそうといいます。でも、私は、ここにいたいといい続けています。ここには私がやりたいこと、やらなければならないことがあるからです。怖いとは思いません。」そして、こう付け加えました。「1つの道しかないのです。こちらか、違うほうか。」


Nearly all Ito's neighbours are less willing to take the risk. Weeds are pushing through the pavements along the village's main streets, the barber's pole has stopped revolving and the gates of the local agricultural co-operative are padlocked. The post office and village store are both tightly shuttered and while the traffic lights are still operating, there is virtually no traffic to heed them.
イトウさんの隣人のほぼ全員が、危険を負うことに消極的です。雑草は舗装されたメインストリートから伸び、床屋のサインポールは回るのを止め、地元の農協の門は錠をかけられています。郵便局も、村の店もシャッターがおりている一方、信号はまだ動いています。信号に気を留める車は、実際にはいません。


The only cars that come here now are local people who operate mobile patrols to deter looters and residents returning to salvage what they can.
ここにやって来る唯一の車は、今では、強盗や、持ち出せるものを持ち出そうと戻ってくる住民を思いとどませるための、パトロールをしている地元の人です。


Mieko Takahashi, 63, said: "We come back here once a week to see how things are, but we never stay long. Two or three hours, at the most.". Her husband, Masayuki, 64, used to grow vegetables and rice, but they have realised that it will be years before they will be able to harvest a crop again.
タカハシ・ミエコさん、63歳、は話します。「1週間に一度は、どんな風か見に戻ります。でも、長い間はとどまりません。2-3時間が限度です。」彼女の夫、マサユキさん、64歳は、野菜や米を育てていましたが、また収穫できるようになるまで何年もかかるだろうと気がついたのです。


"We're very worried about the radiation and there's no way I would bring our grandchildren back here," she said. "We can't sell our crops any more and it will be the same next year. I don't know how long it will be before we can come home again because we're not being told very much."
「放射能がとても心配です。ここに孫たちを戻すことなど到底できません。作物を売ることも、もうできません。来年も同じことです。家にまた戻れるまでにどれだけかかるか分からないのです。誰もあまり教えてくれないからです。」


A couple of miles away, Shigeru Kanoh is checking the doors of an abandoned farmhouse. He wears a bright orange vest and a green armband indicating he is a part of the village security patrol. "I was a farmer before March 11, but we can't do anything here now," he said.
2マイル離れたところで、カノウ・シゲルさんは人気のない家屋のドアをチェックしています。村の警備パトロールの一員であることを示す、明るいオレンジ色のベストを着て、緑の腕輪をしています。「3月11日前は農家をやってました。でも今では何もできまん。」と、彼は話しました。


"Two years ago, Iitate village was voted the most beautiful in all of Japan. The situation is very different now," Kanoh adds.
「2年前、飯舘村は日本全国で一番美しいところに投票されました。今では全く違う状況です。」とカノウさんは付け加えました。

iitoi_area_f.jpg
Photo of Iitate Village

"This place has gone from being the most beautiful village in Japan to the filthiest in the country," he says. "It will never go back to how it was before. I don't want to think about it."
「ここは、日本で一番美しい村から、この国で一番汚れたところになったのです。」と彼は言います。「もう決して前の姿に戻ることはできないでしょう。そのことは考えたくありません。」





飯舘村のウェブサイトに掲載されている最後の「広報いいたて」は


No569.jpg


平成23年3月号です。

そこから、飯舘村は、変わってしまいました。

今でも、きっと日本一美しい景色が広がっているのに。

皆が、その美しい故郷を、一瞬にして奪われてしまいました。



2010564(hyoushi).jpg

去年の2月には、村中にきいろのジュータン、「ひまわりプロジェクト」が始動しています。

「いいたて農地・水・環境保全向上対策推進連絡協議会(愛澤文良会長)によるひまわりプロジェクトが展開され、村内のさまざまな場所でひまわりが咲きました。
ひまわりプロジェクトは、遊休農地の解消、景観整備などを目的に浜通りの市町村で展開されています。
村では14 の行政区の資源保存会がこのプロジェクトに参加し、全部で村内5㌶の畑にひまわりの花が咲きました。ひまわりは今後10 月の上旬まで楽しむことができ、緑肥としてうないこまれることで、肥沃で水はけの良い農地をつくるために役立ちます。」

ひまわりは、土壌のセシウムを吸収してくれることでも知られています。

でも・・・・

そのひまわりは、放射能廃棄物になってしまいます。

どこかに、閉じ込めて、何世代にもわたり、保管しなければなりません。

それでも、もともとの村の人たちが描いた計画のように、「良い農地」を再現することに役立つのでしょうか?


200pxradioactive_svg.png VS  12696522580001.jpg


ひまわりが、すごく強く見えるのは私だけ???もの言わぬ兵士たち・・・・泣けてきます・・・



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Author:Blue Dolphine
ボア君 21歳
(いのしし年生まれ)
ラビ君 18歳
(うさぎ年生まれ)
エリー 9歳
(ラブラドール犬 ♀)

と連れ合いに、そして周りの全ての人たちから日々幸せをもらっている母です。

バンクーバー近郊に被曝からの避難を考えている方、できる範囲でお手伝いします。遠慮なくご連絡ください。




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