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境界線のない汚染

 2011-08-15
食べ物、飲み物、吸っている空気、雨、風などを通して、福島県という境界線を越えて、汚染が日本中に、そして国境を越えて広がろとしています。


改めて、全てが繋がっていることを感じます。自らが自然界に持ち込んだ、人間の欲のために妥協し、容認した危険な異物は、自然界の摂理に従って、どんどん連鎖していっています。人間は、もはや都合の良いようには制御できず、今となっては、自然の一部として受け入れるしかないのです。


市民(たとえば・・放射能防御プロジェクト、おすすめサイトに貼りました)、NGO、専門家など、独自の活動が高まってきている中、グリーンピースは魚介類の汚染状況について記者会見をしました。




Blogpost by Justin McKeating - August 9, 2011 at 14:12









Video streaming by Ustream


Our team of radiation experts has found high levels of radiation in seafood caught by Japanese fishermen off the coast of Japan. This, along with the news that the Japanese government covered up the true extent of radiation releases from Fukushima and so put people in danger, shows it is long past time that urgent, transparent action was taken by officials.
日本政府が放射能放出の拡大の事実を隠蔽し、人々を脅かしていたというニュースが、緊急且つ、隠しごとのないアクションが取られなければならなかったときからかなり時を経て報道されたのと時を同じくして、われわれの放射能専門家は、日本の海岸沖で獲られた魚介類から高いレベルの放射能を発見しました。


At a press conference in Japan earlier today (video here and here), we explained how our radiation experts had visited ports in Iwaki prefecture between 22nd and 24th of July and conducted sampling of seafood with the help from local fishermen. The French laboratories ACRO and CRIIRAD analysed the radioactive contamination and detected high levels of radioactivity in a number of samples. This means that the contamination of the Fukushima coast is still very serious.
日本での本日の記者会見で、私たちは、いわき市の港を訪れ、7月22日と24日に、地元の漁師の協力を得て、魚介類のサンプルを取り、フランスの研究室で放射能汚染を分析し、多くのサンプルから高レベルの放射性物質を検出したことを説明しました。これは、福島沿岸の海の汚染が、まだ深刻なのだと言うことを意味します。


Greenpeace has therefore requested the Japanese government to make the labelling of seafood products mandatory and to indicate the radiation levels and fishing area, as supermarkets are not providing enough information to their customers. Radiation monitoring procedures should also be strengthened and food distribution regulations tightened.
故に、グリーンピースは、日本政府に魚介類生産物のラベル表示を義務付け、放射能レベルと漁獲地区を明記することを要請しました。スーパーは、顧客に対し、充分な情報を提供していないのです。放射能のモニタリング過程も強化され、食料品の流通規則が厳しくされなければなりません。


All this should be done as urgently as possible. Trawl fishing season is about to begin in Fukushima and Ibaraki. This is now a race against time – seafood is a huge part of the Japanese diet. Unlike for beef, laws are not in place to trace the origin of fish and seafood. Relying on the government’s inadequate monitoring does not guarantee people’s safety if contaminated seafood reaches the market.
これらのこと全てが、一刻も早くなされるべきです。トロール網漁の季節が、福島と茨城で始まろうとしています。今、時間との戦いなのです。魚介類は日本人の食生活には、とても大きな部分を占めていますが、その漁獲地を確定するための法が機能していないのです。政府の不適当なモニタリングに頼っていては、汚染された魚介類が市場に出てしまった場合、人々の安全を確保することはできません。


Meanwhile, it seems some government officials are more interested in saving their Jobs than in the lives of the people they serve. According to the New York Times, government forecasts about the spread of airborne contamination in the initial aftermath of the Fukushima disaster…
一方、日本政府の当事者たちは、彼らが守るべき人々の命より、自分たちの職を守ることのほうに興味があるようです。ニューヨークタイムズによると、政府は、最初の福岡の災害の直後に、風で汚染が広がることを予測していたとか・・・


…were left unpublicized by bureaucrats in Tokyo, operating in a culture that sought to avoid responsibility and, above all, criticism. Japan’s political leaders at first did not know about the system and later played down the data, apparently fearful of having to significantly enlarge the evacuation zone — and acknowledge the accident’s severity.
・・・このことは東京の官僚により発表されずにいました。彼らは責任を逃れ、何よりも非難されるのを避けようとする体質を行使していたのです。日本の政治の主導者たちは、はじめこのシステムについて知らず、後には、そのデータをもみ消し、明らかに避難地区を大幅に拡大することを恐れていたのです。-そして、事の深刻さを認識していました。


Not only that but evidence that at least one of the Fukushima reactors had suffered a potentially catastrophic meltdown was found by inspectors just one day after the March 11th tsunami but was kept secret for months.
そればかりでなく、破滅的なメルトダウンをする可能性のあった、少なくとも福島原発の原子炉の1つは、3月11日の翌日に調査員が発見していたのに、何ヶ月もの間公表されなかったのです。


This approach to the crisis cannot continue. The Japanese government’s handling of this crisis has been extremely poor. It should now begin to make amends by ensuring public safety and restoring people’s trust. Meaningful and transparent action is needed immediately.
危機にたいするこのようなアプローチは、これ以上続けられるものではありません。日本政府のこの危機に対する対応は、きわめてひどいものでした。政府は人々の安全を確保し、人々の信頼を取り戻すために、今こそ対応を正さなければなりません。意義のある、隠し事のないアクションが、直ちに必要なのです。

グリーンピース・ジャパンの記事は、こちら

政府に対する提言は、こちら





ニューヨークタイムズの記事には、Speediのデータの公開について、有効な情報だと主張するアドバイザーと、不確かだ主張するアドバイザーの狭間で揺れた官邸が、


“In the end, it was the prime minister’s office that hid the Speedi data,” he said. “Because they didn’t have the knowledge to know what the data meant, and thus they did not know what to say to the public, they thought only of their own safety, and decided it was easier just not to announce it.”
「最終的に、官邸はSpeediのデータを隠蔽しました。そのデータの意味することが分からず、従って、どのように公表してよいのか分からず、自分たちの護身だけを考えてしまい、公表しないほうが簡単だ、と結論してしまったのです」

という結果になってしまったのでしょう。

補償という問題も大きかったでしょうが、実際に、

A wider evacuation zone would have meant uprooting hundreds of thousands of people and finding places for them to live in an already crowded country. Particularly in the early days after the earthquake, roads were blocked and trains were not running. These considerations made the government desperate to limit evacuations beyond the 80,000 people already moved from areas around the plant, as well as to avoid compensation payments to still more evacuees, according to current and former officials interviewed.

「さらに避難区域を広げるということは、既に人口密度の高い国において、何十万人もの人々のために生活の場所を探さなければならないということを意味します。特に地震の後は、道路が閉鎖し、電車も止まっていたのです。これらのことを考えると、すでに原発付近から移動させた8万人を超えての避難ということをどうしても制限させたかったのでしょう。」


そして、

About 45 percent of 1,080 children in three Fukushima communities surveyed in late March tested positive for thyroid exposure to radiation, according to a recent announcement by the government, which added that the levels were too low to warrant further examination. Many experts both in and outside Japan are questioning the government’s assessment, pointing out that in Chernobyl, most of those who went on to suffer from thyroid cancer were children living near that plant at the time of the accident.
「政府筋によると、3月末に甲状腺被爆の調査を行った1080名の福島県内の子供たちのうちの45%が陽性でしたその値はあまりにも低いので、これ以上の検査は不必要だとも付け加えました。国内外の多くの専門家たちは、政府の査定方法に疑問を抱いています。チェルノブイリでは、甲状腺癌になったほとんどが、事故当時原発付近に住んでいたこどもたちだったのです。」

JAPAN-2-popup.jpg



オーストラリア Abc Melbourneの報道によると・・・

Japan's nuclear agency hides radiation results
日本の原発行政機関、放射能の検査結果を隠蔽


North Asia correspondent Mark Willacy
Updated August 11, 2011 19:10:43

Health specialists say the Commission fears a negative public reaction to children's exposure to radiation from the crippled Fukushima plant.
ヘルススペシャリストは、安全委員会が、機能を失った福島原発からの放射能による子供たちの被曝に対する人々の反発を恐れている、といいます。


Japan's nuclear watchdog has denied public access to the results of thyroid check-ups for more than 1,000 Fukushima children exposed to radiation.
日本の原子力監視機関は、福島県の1000人以上の子供の被曝による甲状腺の検診結果のアクセスを拒否しました。


Critics have accused Japan's Nuclear Safety Commission of denying the public accurate information about the crisis.
この危機についての正確な情報公開を反するものであると、原子力安全委員会に対する非難が高まっています。


The Commission had earlier uploaded the test results of more than 1,000 children who were checked to see if radioactive substances were accumulating in their thyroids.
委員会は、放射性物質が子供たちの甲状腺にどのくらい蓄積しているかを調査するために行った検診結果をアップロードしていました。


2835506-3x2-285x190.jpg


But it has been revealed that earlier this month the Commission removed the data from its website, citing privacy reasons.
ところが、今月はじめに、そのデータがプライバシーを理由に、ウェブサイトから消されているのが明らかになったのです。


But health specialists have slammed the decision, saying the Commission fears a negative public reaction to children's exposure to radiation from the crippled Fukushima plant.
ヘルススペシャリストは、この決断を、人々の反発を恐れてのことだと酷評しています。




今になり、情報隠蔽、操作、スキャンダルなどが国外で報道されるようになりました。

一方・・・


「菅直人首相は15日、東京電力福島第1原発事故で飛散した放射性物質の除染に関し意見を聞くため、東大アイソトープ総合センター長の児玉龍彦教授らと官邸で会った。」

「首相は、政府の除染対応が縦割りになっているとの意識を持っており、児玉氏を呼んだのは首相の強い意向。会談は約2時間続き、細野豪志原発事故担当相や松下忠洋副経済産業相らが同席した。」

毎日新聞より。


これで、国策として打ちだした除染作業が、心ある専門家と共に、新しい技術によって、加速度を増すことを願っています。


安全チェックがでたらめな泊原発再稼動については、小出氏のような専門家と会談していただき、環境省に置く安全委員会に、彼のような専門家のグループをアドバイザーとして是非起用していただきたいと思います。

時間がないなら、菅総理!!今一度「ストレステスト」の、例外を認めない発言!!を!!!


飲食物流通については、一刻も早く放射能レベルの表示が実現しますように。

原発廃止、除染技術の革新と、食の正確な情報、被曝医療支援がなければ、「放射能と共に生きる勇敢な日本人」にはなれないのです!!


ECRRの提言は、こちら (日本語)です。

菅総理の大きな舵きりが、少しでも形になりますように!!!



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コメント
いつもたくさんの情報をありがとうございます。
原発についての海外の動向を和訳して書いて下さるので、とてもありがたいです。

諸外国が脱原発に向けて動き始めたり、情報を隠蔽する日本政府への非難をされることを、原子力村の人々はどのように思っているのでしょうか。
自身の利益のことしか頭にない政界の暗部の方々の心には全く響かないのでしょうか。
【2011/08/16 20:56】 | ruru #- | [edit]
ruruさん

ここのところちょっと参っています・・・
泊原発は再稼動されてしまいましたね。
原子力村って、人があまりいない、自然豊かな場所で、原発を受け入れる(雇用とお金)ことの恩恵は日本という自称経済大国の一員として、生活レベルを最低限(中には、かなり必要以上に?)保つために必要なのでしょう。そして、素朴な人たちは、原発の正体を知ると言う機会すらないのだと推測します。あるいは、何かの事情で、知っていても、危険を侵す道しかないと思いつめているのかも・・権力者と言う立場になると、弱みに付け込むことが正当化されてしまうのでしょうか?彼(女)らは、それを守るためには、他の事はどうでもよいのでしょう。そこまでしても、多くの人の犠牲を省みず、自らを汚してまで守りたい、という人が力を持っている、というのは、本当に悲しいことです。
瓦礫や灰や汚泥・・・汚染はどんどん広がっています。
ふくしま新発売キャンペーン。ももはおいしそうだけど、ちゃんと放射能測定値を入れて欲しいですね。
応援したい気持ちはよく分かるけれど・・・ただ感情に流されるだけでなく、これからのあり方を見据えた、人々を開眼させ、新しい方向性を示唆するような、意義のあるキャンペーンにしていただきたかった・・・
放出された放射能物質は、どんなに除染しても、違うところに移動するだけで、地球上の絶対量が変わらない、という認識が、どのくらい浸透しているのでしょう???
土を削れば、高濃度の汚染土をどこかで保管しなければならない。燃やせば、高濃度の灰が残る。焼却炉からは、煙と一緒に放射能物質も飛んでいるでしょう。高圧除染で流せば、下水に流れて、高濃度の汚泥が溜まる。吹き溜まりに溜まった粒子は風でどんどん飛ばされる。どこもそんな汚染されたものを保管したくはない。受け入れてしまったら、立ち入り禁止になるほどの危険地となってまう。海に流された放射能物質は、原発付近の汚染度が低くなればなるほど、海流に乗って流れている、ということ。周りにばら撒いて、もともと問題を起こした場所の濃度が低くなれば、それでよい???汚染された草を食べた家畜が排出した放射能物質は土壌を汚染する、人間の体内に吸収された放射能物質は、下水に流れる。浄化するためのフィルターを配置すれば、そのフィルターを何百年、あるいは気が遠くなるほど長い間、密閉し保管する必要がある。セシウムの場合、半減期が30年。自然界から完全に消滅するためには300年。。。国際世論は、ヨーロッパから始まって、次第に広がると思います。私は、日本人としての誇りを、いつまで保つことができるでしょう??
そして、泊原発は、また、放射能廃棄物を作り出して、海の温度を上げています。。。。
これだけの凄まじい環境におかれている国が、その汚染された環境をさらに汚染しようとしている行為が、私にはどうしても理解できないのです・・・
カナダは、難民を多く受け入れている国のひとつですが・・・
「放射能難民」という枠を作ってくれるよう、本気で要請してみようかと・・・・
1人でも多くの子供たちに、ごく普通の子供らしい生活を送ってもらいたいです。せめて、それだけでも・・・
【2011/08/17 22:45】 | Blue Dolphine #- | [edit]











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地球の名言Ⅱ

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Author:Blue Dolphine
ボア君 21歳
(いのしし年生まれ)
ラビ君 18歳
(うさぎ年生まれ)
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と連れ合いに、そして周りの全ての人たちから日々幸せをもらっている母です。

バンクーバー近郊に被曝からの避難を考えている方、できる範囲でお手伝いします。遠慮なくご連絡ください。




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