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犬ぞり犬の悲劇-責任の所在?

 2011-02-03
今日もまた、新しい記事が更新されました。

以下、Vancouver Sunより。





The BC SPCA issued 65 orders against Howling Dog Tours in January 2006 regarding the health and welfare of its sled dogs.
BC州動物虐待防止協会は、2006年の1月にハウリングドックツアーズに対して、犬の健康、生活環境について、65項目の指示書を発行していました。


But because the company made all the required changes, the SPCA was powerless to seize the animals and did not have the authority to shut down the business.
会社が全ての指示通りに改善したので、協会側には、犬を保護したり、営業停止にするような権限はありませんでした。


中略
~Omission~

The orders the SPCA made in 2006 related to dogs being tethered for too long on chains and not getting enough exercise. Other orders were written after dogs were found to be emaciated, lacking dental care and when there were concerns about the dogs' housing and lack of socialization.
2006年に協会から出された指示は、鎖でつながれている時間が長すぎること、十分な運動をさせていないことに関するものでした。また、犬がやせ衰え、歯のケアーが行き届いていなかったことが認められ、住居環境、犬や人とのふれあいの欠落も懸念されたため、更なる指示が申し渡されました。


"We'd go and do an inspection and an order to fix something was always complied with so the dogs couldn't be taken into protection [of the SPCA]," said Marcie Moriarty, head of the SPCA's cruelty investigation division.
「視察のため現場に足を運び、改善するように指示すると、いつも指示通りに改善されていたので、犬を保護することもできなかった」と協会の動物虐待調査部門の責任者は語りました。


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Photo from Vancouver Sun

The SPCA was dealing with Fawcett at the time, who was the general manager and a director with Howling Dog Tours. He is now under investigation for animal cruelty after killing the dogs in mid-April 2010.
今現在2010年4月に起こった犬の虐殺事件について動物虐待の疑いで取調べの対象となっている、当時、ハウリングドックツアーズのGMであったこの男性と、協会は上記のような問題に対処していたのでした。


While on leave for stress, but still living on site at the compound, Fawcett made his own complaint on July 12, 2010 about the "health and welfare" of the sled dogs.
一方で、ストレス休養をとっていたこの男性は、まだ犬の居住区に暮らし、2010年7月12日に犬の「健康と生活環境について」抗議の申し立てをしていたのです。


However, the SPCA did not visit the site at that time, because they didn't have the staff and were overwhelmed with other calls, said Moriarty. The concerns were discussed over the phone with Joey Houssian, a director of Outdoor Adventures. The complaint was not substantiated and no orders were written.
それに対して、協会は、人手不足のために現場には訪れませんでした。スタッフは他の電話対応に追われていたとのことです。懸念事項はアウトドアアドベンチャー社の責任者(INTRAWESTの御曹司)と電話で話し合われ、抗議は実証されず、指示書は出されませんでした。


Houssian did not return repeated calls for an interview, but Outdoor Adventures issued a joint statement Wednesday with Fawcett, who agreed to the following facts: That in mid-April, in a conversation with Houssian, the employee estimated 50 dogs would be euthanized; the dogs being put down were "too old" or "sick" or "not adoptable." The statement also said efforts had been made for the dogs to be adopted both before and after mid-April.
この御曹司、Houssianからは、何度も繰り返されたインタビューの電話依頼についての返事はありませんでしたが、アウトドアーアドベンチャーは、昨日水曜日に、動物虐待容疑のかかっている男性、Fawcettとの共同声明文を明らかにしました。両者とも、以下の事実について同意しています。
- 4月中旬、Hussianとの会話で、Fawcettは約50匹の犬を処分を判断した。
- 処分される犬は、「老犬」であるか、「病気」であるか、「里親を見つけるのが不可能」であるかのいずれかである。
- 里親探しの試みは、4月中旬前と後になされた。


The cull happened on April 21 and April 23, 2010.
事件は、2010年の4月21と23日に起こりました。


The statement said: "There were no instructions given to Mr. Fawcett as to the manner of euthanizing dogs on this occasion, and Mr. Fawcett was known to have very humanely euthanized dogs on previous occasions."
更に声明文には、
「この処分に関して、Fawcettにその方法についての指示は与えられなかった。そして彼は、過去の経験から人としての思いやりのある方法をとっていたことで知られていた」とも書かれていました。


中略
~Omission~


The company also issued a press release this week stating Outdoor Adventures took operational control in May 2010 of Howling Dog Tours and, with professional consultation and new leadership, made significant changes to the business to ensure the humane treatment of the dogs and to improve safety protocols.
アウトドアアドベンチャー社はまた、マスコミに対し、「当社は2010年5月にハウリングドックツアーズの運営管理の一切を引き受け、専門家のアドバイスと、新しいリーダーシップの元に、犬の取り扱いと安全管理規制の著しい改善を実現させたのです。」と発表しました。


4198409.jpg
Photo from Vancouver Sun


The company also released a veterinarian report by David Lee of Coast Mountain Veterinary Services, dated December 1, 2010 which reads in part: "Overall, I am very pleased at the substantive improvements seen at the facility and have no concerns about the dogs' quality of life or for the care they are provided."
さらに、2010年12月1日に提出された獣医からの報告書も公開しました。そこには、「全体的に、施設の実質的な改善は実に喜ばしいものであり、犬の生活水準、犬の扱いについての懸念は全くない。」と書かれていました。


The report noted the proportion of dogs with medical conditions was of lower frequency than noticed on previous inspections and while most of the dogs were in excellent physical health "multiple individual concerns were identified," predominantly concerning fractured and/or abscessed teeth in the dogs.
また、そのレポートには、犬の健康問題の頻度は、前回の視察時に比べ減少し、ほとんどの犬の健康状態はきわめて良好である一方、多数の懸念も認められる。主に、骨に入ったひび、歯の腫れである、と書き留められていました。

Lee also noted most of the dogs had transitioned from individual tethers to group pen facilities.
さらに、犬たちが、個々に鎖でつながれていた状態から、グループ別の施設へ移行されているとも書かれています。

4198404.jpg
Photo from Vancouver Sun


以下略。
~Omission~

全文を読みたい方は、こちら
Read more: click here.




次々と報道される、いろいろな事実。

関わっている誰もが、自分の言い分、主張があり、大きな企業は、マスコミの対応も一個人に比べると巧みに操れるでしょう。

メディアのトーンで、受け取り手の受けとめ方も変わります。

私はただ、関係者の誰からも、こうすればよかった、こうできたかもしれない、とう後悔、反省の気持ちが伝えられていないのが悲しくてなりません。たとえそのような感情があっても、それを発表することで組織が、個人が不利になるからなのかもしれません。

それぞれの主張が、自分の責任を回避しようと、誰かを責めるようなものであるように感じられてなりません。

誰がどんな言い分を主張したとしても、最終的に責任の所在が判定されたとしても、決して変えることのできない事実は、命を無残に絶たれた100匹の犬たちの苦悩と、深く掘られた穴から、2度と戻ってくることはないということです。

誰かを非難しているだけでは何も変わりません。法律や規則を厳しくしたり、政府の予算をSPCAのようなNPOに割り当てるというのも1つの解決方法ですが、規則や、動物愛護団体に任せっきりにするだけではなく、この事件を知って心を痛めた私たちも、NPOのボランティアをする、募金をする、犬を次に飼うときに、里親になることを真剣に考える、というような、ささやかだけれど、具体的な行動が必要な気がします。



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コメント
初めまして。
ワタシもカナダ在住で同じニュースをブログにアップしました。
本当に悲惨な、残酷な出来事で心苦しいです。
人間のエゴでこんなことになってしまい本当に無念でなりません。
【2011/02/04 12:47】 | wocean #o5Blwsxk | [edit]
コメントありがとうございます。
心の中にこみ上げる怒りと、悲しみと、なんだか本当にやりきれないですよね。
犬ぞりをちゃんとひかせるように訓練するのは、大変なことだと思いますし、犬と人間の信頼関係がなければ、なせることではないと思います。メディアで表面化していることより、もっともっと深い事情が沢山あるのだと思います。そんなしがらみに流されている人間って、本当にむごい生き物ですね。

woceanさんのブログも、今度ゆっくりお伺いします♪
なんか、ちょっと、カナダっぽくない事件だと思うのは、私だけでしょうか・・・?
【2011/02/04 22:47】 | Blue Dolphine #- | [edit]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
【2011/02/05 18:12】 | # | [edit]











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Author:Blue Dolphine
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(いのしし年生まれ)
ラビ君 18歳
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と連れ合いに、そして周りの全ての人たちから日々幸せをもらっている母です。

バンクーバー近郊に被曝からの避難を考えている方、できる範囲でお手伝いします。遠慮なくご連絡ください。




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