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安全をアピールする日本~世界に広がる汚染

 2014-06-17



2011年、東北の地震が大津波を引き起こし、日本を襲いました。津波で約1万6千人の命が奪われ、20万の建物が崩壊しました。それは、2100億ドルの損害をもたらしたと推測されており、世界史上最も被害額の大きい自然災害となりました。

それに加えて、福島第一原発が津波に襲われ、1986年のチェルノブイリ以来、最も多い放射性物質を環境に放出し始めました。

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現在、ほぼ3年後になりますが、当初の放出レベルについてや、日本本土だけでなく、太平洋に漏洩しているということについての継続的且つ深刻な懸念があります。


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さて、この事故についての情報は、日本政府により、厳しく制御されています。なので、私たちは、福島で本当に何が起きているのかを直接見るために、ビクラム・ガンディをこの環境災害のグランドゼロへ送りました。


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「この辺が高いとこなんです。あそこが福島第一原発。」


16万人以上の住民がこの汚染された福島周辺の町から避難しています。多くの人は、今回の災害の規模についてほとんどあるいは、全く分かりませんでした。


「その時は、こんな、戻れないとは思わなかったですから。2,3日で戻れるんだろうと思って。。。」


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私たちは山田さんファミリーが3年前に捨て去った自宅を訪れる際についていくことで、特別に避難区域に入ることができました。

「やぁ。。。荒れてる。。。」 「すごい。。。」

「そもそもは私たちが逃げていく先の、ま、先祖の歴史ですよ。」

「あ、これでどのくらい(汚染が)あるか。。。」

日本政府は、これらほとんどのゴーストタウンに住むことはできないと宣言しましたが、更に不安にさせられるのは、彼らが話していないことです。

「諦めよ。」

津波に引き続き、3つの福島の原子炉が次々の爆発を起こしました。放射能惨事を巡る世界の懸念にも関わらず、日本政府は状況の深刻さを小さく見せようとしました。


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災害時の衆議院としてカワウチ・ヒロシ氏は、政府の対応の不適切さについて、じかに目の当たりにしました。


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「政府は事故によって引き起こされた被害の規模について嘘をついていると思いますか?」

「この福島事故が、引き起こしている危機についての認識が、政府にはあんまりないのではないかと。。。福島第一原子力発電所から空気中に放出された放射性セシウムの総量は、広島型原爆の放出した放射性セシウムの量の168倍である、と。じゃぁ、どう対処するのか、と言うことになると、いや、大丈夫です、大丈夫です、と。」

広島より168倍状況が悪い、ということさえも大丈夫だとされているのを不思議に思い、更に調べてみることにしました。


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この学校で、非営利団体が被曝が原因の病気の1つであると考えられている甲状腺癌を調べていました。


そして、私たちは、福島の子どもたちを検査している最中のニシオ・マサミチ医師に会いました。


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「明らかに被曝していることは事実ですから、ですから本来住むべきところではないです。ところが一切そういうことは言わない。事故を隠蔽するっていう姿勢がもう前面に出て。。。」



「子どもがいるので、注意するように言われましたか?」


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「子育てしている上でも普通に食べ物でも環境でも特にここに注意してくださいというのはないですが、個人的に。。。」

ニシオ医師
「たくさんありますね。たくさん隠しています。だからモニタリングポストの値なんかでもそもそも低く抑えているわけです。」

モニタニングポストは政府によって設置されたガイガーカウンターですが、問題は、地元の人がポストの周りを除染しているだけだと思っていることです。ハシモト・カヨコさんは本当のことを暴くことを独自の使命と考えています。


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「いくら計算しても数値が合いません。国が出してきた数値に対して。」


「0.27。。。。0.33.。。0.39。。。」


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備え付けのガイガーカウンターについては、わずか数フィート離れたところの数値が2倍も高かったことから疑惑となりました。そして更に離れると、政府が接ししているモニタリングの数値は、完全に見当違いなものとなります。

「ここ、学校の隅ところにおいて見ましょう。。。。あぁ、なんてことだ。数値は今3.5。」


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そのレベルは小学校の遊技場のすぐそこのモニタリングポストの数値より20倍高いものです。しかし、なぜこれが問題なのでしょう。放射能汚染が私たちの生態環境において長期に渡り与える影響について更に理解を深めるために、私たちは琉球大学の研究者であるオオタキ・ジョージ博士に会いに沖縄にいきました。彼は、起こりそうもない課題に取り組んでいます。蝶の寿命は約1ヶ月だけです。なので、何世代にもわたり放射能で汚染されたえさによる影響を研究できるのです。


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「福島から観葉植物の葉を集めました。そしてそれらを沖縄で採取した幼虫に与えました。幼虫は健康であるはずです。ですが、福島からの汚染されたを食べました。そうやって何が起こるのかを観察するのです。」

「どうなったのですか。」

「死にました。」

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オオタキ博士の実験は、汚染された食物が生物組織に与える正に恐ろしい影響を示しています。

「これが通常の汚染されていないものを食べた蝶ですね。」

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「その通りです。美しい色の模様が見えますよね。平らな羽。」

次のものは幼虫の時に汚染されたものを食べた蝶です。

「しわしわの羽がすぐ分かりますね。」

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「蝶だとさえ分からないですね。」

「分かりません。。。そして死亡率と奇形率は次世代の方がずっと高いことが分かりました。」

「で、3世代目は?」

3世代目は更に悪いです。」

汚染された食べ物が世代を通して悪化しているという証拠は特に恐ろしいものです。福島の主要な産業の1つは農業だからです。

福島原発から49マイル(64km)で、タルカワ・カズヤさんのファームがあります。8世代続いています。津波の後、政府は農作物をいつものように売り続けることを許していました。現在定められている農作物の放射能許容レベルは1kg当たり100ベクレルです。

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「3000ベクレルくらいあるって言うのも何も分からないで、私たちはそこで生産してたんです。それがね、自分では数字あるの分かってて店に売るって言うのがすごくこう、犯罪を冒しているような。。。私は、どの数字だったら食べても安全か、って言うのは不検出のものだけです。」

2週間汚染の酷い作物を売っているのだと分かり、彼の父親は罪を感じて自殺しました。

「ここにあった木に。。。」

事故以来3年で、テルカワさんのファームは再び収穫物を売ることを許されました。政府の除染を通して達成されたことです。彼らは表土を削り、ゴミ袋にいれ、持ち去ります。今では、25万トンの汚染土をどこに保管するべき何か検討もついていません。

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福島周辺で行き場がなく、物理学者のカク・ミチオさんはこれが、長期に渡る問題の始まりに過ぎないのだと説明します。

「核の時代になり50年ということを認識してください。私たちはまだどこに核廃棄物を持っていけばよいのか分からないのです。時が進むにつれ文字通り作りだしているのです。」


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「なぜそのことを心配するべきなのでしょうか。」

「通常の原発では、あるいはあなたのラジエーターでさえ、車のエンジンを冷し続けるのに循環している冷水のループがあります。3月にその原子炉で、40フィートの高さの津波がその冷却システムを破壊してしまったのです。その冷却システムがなくては炉心は崩れだし、溶け出します。つまり、爆発の危険があるということです。」

災害は炉心冷却システムに取り返しのつかない損傷を与え、3つのメルトダウンを引き起こしました。今でさえもそのシステムは通常のように働いていません。


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数百トンの地下水が原発の下に毎日流れこみ、放射能に曝されいます。その水を毎日取り除き、貯蔵タンクに収めなければなりません。

「400トンの綺麗な水が毎日流れ込み、それが400トンの放射能汚染された水として吐き出されています。その結果、汚染水をためるためにタンクがどんどん立てられているのです。」


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爆発が起こってから、急遽タンクが建設され何千ものタンクが原発を取り囲み、9000万ガロン以上の放射能汚染水がためられています。

「では、彼らはそれをどうしているのですか?」

「何もしていません。現在どうしてよいのか分かる人は誰もいないのです。」

毎日何百トンもの放射能汚染水がタンクに移されているだけではなく、更に状況を悪くしているのは、タンクそのものが漏れていることです。

「300トンの放射線汚染水が地下にじかに漏れ出していました。そのような漏れはないと否定して何週間たったあとにさえです。どれだけの量が海に流れ出しているのか知る人がいるでしょうか。」

私たちは透明性の欠如について直接尋ねるために東電本社に行きました。しかし彼らはビルの中にさえ入れてくれず、広報の責任者に玄関先で迎えられ、脇へおいやられました。


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「我々は情報公開をキチンとやっていくことが大事だと思っておりますし・・・」

「300トンの放射能汚染された水が太平洋に流れ出していると認めるのに2年かかっています。それならなぜ今世界の人や日本の人が東電を信じることができるのでしょうか?」

「申し訳ないですけど、もうそれ以上・・・」

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「すみません、もう時間切れです。」


東電の代表は私たちに話そうとしませんでしたが、顔を出さなければ本当の損傷の規模について思っていることを話してくれるという従業員を探し出すことができました。


「東電は汚染水漏れ状態がどれほど悪いかについて隠そうとしているのでしょうか?」


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「そうですね。はい。それ以上にもたくさん大きな問題、そういったものが無数にあります。事故から3年近くたちますが、その中で最初のころにパイプであったりホースであったり、そして建屋そのもの、そういったものが次々と壊れ始めていくんです。それがだんだん悪くなっていくんです。それぐらいの大きなトラブル、また冷却が止まってしまったりする、というようなことが可能性がゼロではないと思います。」


施設の酷い状況について聞けば聞くほど実際に見てみる必要を感じました。何度も福島第一原発へのアクセスを試み、私たちはついに政府からの付き添いが条件で許可を得ることができました。

今経産省のキノさんと一緒に車で向かっています。彼は、何も心配することがないのだということを皆に見せる使命を負っています


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「これはあまりよくないですね。」

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高線量にも関わらず、そして立ち入り禁止地区への訪問者は防護服を着なければ成らないという政府の規制があるにも関わらず、キノさんは防護服を着ることを拒絶しました。福島の地域が安全であるとカメラや世界に示したいのだと説明しました。

 防護服は、自分の体を放射線から防護するわけではなく、防護服についた放射性物質を外に持ち出さないための、他の人を防護するためのものです。。。他の人を犠牲にして、安全性をアピールしている、ということですね。。。オリンピックの聖火リレーを福島に、という発想は、国際的アスリートをも犠牲にしてアピールするということで、その効果は絶大なのでしょう。。。


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「この人たちも防護服を着ていますよ。東電の従業員ですね。たった今東電にここにいてはいけないと言われたので、ここから今すぐ出ます。」

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「キノさん、どうして東電は私たちがここにいて欲しくないのでしょう。」

「う~ん。。理由は良く分からない。。」


明らかに、ここでは東電や政府が認めていること以上のことが起きています。その事実に加え、日本政府は、国の機密をリークした者には10年の実刑を課すという法を通しました。多くのジャーナリストたちはこれが福島に関する内部告発者の口封じに使われかねないと、そして将来の日本が更に暗くならないかと懸念しています。

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「本当の真実になかなかアクセスしにくくなる、と。」

人々を黙らせようとする日本政府の試みは、放射能の暗い現実を変えることはできません。それは、何世代も先に姿を現すのかもしれません。

「隠蔽のため、それは小さな事故になり得たのかもしれないのに、最も大きな事故となってしまったのです。」


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「このまま続けると、日本が大変なだけじゃないと。地球が大変なことになるという風に思います。」


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世界一汚れている海はセラフィールド?それとも福島?

 2014-06-11
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福島事故に打撃を受けた日本の海藻市場へ供給するために英国初の海藻養殖を始める女性


A woman has started the UK's first kelp farm in a bid to supply the lucrative Japanese market, whose own stocks have been hit by the Fukushima nuclear disaster

福島原発事故で打撃を受けた利益豊富な日本の市場に供給するために、英国で初の海藻養殖にある女性がのりだした


8:45PM BST 08 Jun 2014

A mother and son are turning an isolated Irish island into an unlikely supplier of edible seaweed to Japan, after stocks were hit by the Fukushima nuclear disaster.

福島事故後、一人の母とその息子がアイルランドの孤島を日本への食用海藻の意外な供給者と変貌させている。


Kate Burns and her son Benji McFaul are growing thousands of tonnes of kelp on ropes that extend out from the shoreline into the sea around Rathlin, an island with a population of around 100.

ケイト・バーンと息子のベンジー・マックファウルは、人口100名ほどのラスリン島の海岸に張り巡らせたロープに何千トンもの海藻を栽培している。

The pair are attempting to exploit the gap in the market caused by the contamination of the waters around the ruptured Fukushima reactor.
この二人は、破壊された福島原発周辺の海の汚染のために生じた市場のギャップを利用しようとしているのだ。

After the disaster, Japanese seaweed sales plummeted over fears that the plants might be faintly radioactive.
事故の後、日本の海藻販売は微かに放射能汚染されているかもしれないという怖れから急落した。


Spotting an opportunity, Ms Burns and her son decided to start what they say is the first major commercial edible seaweed farm in the British Isles.

それをチャンスとみなし、バーンズさんは息子とブリテン諸島で初めて、主要な食用海藻の商売を始めることにしたのだと言う。




They claim conditions off the northern coast of Ireland are ideal for growing the fine species used in traditional Japanese miso soup and the thicker variety used in noodle recipes.

アイルランド島北部海岸沖の状態は、伝統的な日本の味噌汁に使われる細かい種類の海藻や、麺料理に使われる厚めのいろいろな海藻を育てるのに理想的だと主張する。


"Due to the Fukushima nuclear disaster in Japan, a lot of the seaweed production in that part of the world has been closed down," said Ms Burns.

「日本の福島原発事故のため、その地域の多くの海藻生産が閉鎖されています。」とバーンズさん。


"Combine that with the growth of the Asian population who eat seaweed, plus the growth in the European population who now are interested in seaweed, and sushi is a big growth market.

「海藻を食べるアジア人、海藻に興味を満ち始めたヨーロッパ人が増加し、すしのビジネスは大きく成長している。


“I suppose it was a bit of a Dragons Den moment for us really.

「これは、私たちにとって、本当に『マネーの虎』なものだったと思います。」


“It’s still early days, but we’ve already sold our seaweed to restaurants here and we have just taken our first order from Britain.

「まだ始めたばかりですが、既にここのレストランに海藻が売れていますし、英国からも初めての注文がありました。」


“In November we’re going to Japan and Korea to meet potential buyers.”

11月に日本と韓国に行き、可能性のある顧客に会おうと思っています。」


Having first relied on natural spores in the water to spawn the seaweed plants that grow on the ropes, the company has now set up a laboratory on the shore to germinate their own miniature kelp, before transferring them on to the ropes.

はじめは縄の上で育つ海藻を増やすのに海中の種苗に依存し、その会社は今ではラボを海岸沿いに構え、ロープの上に移動する前に、独自のミニチュア海藻を発芽させている。


The lab employs four Rathlin residents as technicians.

ラボでは、技術者として4人の島の住民を雇っている。


The family venture - named Ocean Veg Ireland - has been supported by Stormont's business promotion agency Invest Northern Ireland.

オーシャン・ベジ・アイルランドと名づけられたそのファミリーベンチャーは、北アイルランドに投資しているストーモント・ビジネス・プロモーション機関に支援を受けている。


Ms Burns said: “There’s no reason why we can’t grow and sell seaweed in Ireland. The waters are clean, and the seaweed we grow tastes lovely.”

「アイルランドで海藻を育てて売れないという理由は何もありません。海水は綺麗で、私たちの育てた海藻はすばらしく美味しいです。」とバーンズさんは話した。

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アイリッシュ海は、世界で一番放射能汚染されている海で、福島事故の海洋汚染の規模としばしば比較されます

拡大するにはイメージをクリック

2011年の福島沖の海水放射能レベルはかなり高くなっていますが、2012年のレベルは、2008年のアイリッシュ海より低くなっています。





Sellafield discharges two million gallons of radioactive water into the Irish Sea every day at high tide. This includes a cocktail of over 30 alpha, beta and gamma radionuclides. BNFL admits that radioactive discharges in the 1970’s were 100 times those of today. As a result of these discharges, which include around half a tonne of plutonium, the Irish Sea has become the most radioactively contaminated sea in the world. Caesium-137 and Iodine-129 from Sellafield have spread through the Arctic Ocean into the waters of northern Canada and are having a bigger impact on the Arctic than the Chernobyl accident. Sellafield’s gas discharges of Krypton can be measured in Miami.

セラフィールドは毎日高潮時に200万ガロン(6万3000トン)の放射能汚染水をアイリッシュ海に放出している。汚染水には、30種の、アルファ、ベータ、ガンマ線を発する放射性核種が含まれている。英国核燃料会社は、1970年代に、今の100倍の汚染水を放出していたことを認めている。約450トンのプルトニウムを含むこれらの放出により、アイリッシュ海は世界で最も放射能汚染されている海となった。セラフィールドから放出されたセシウム137、ヨウ素129は、大西洋を抜けてカナダ北部にまで広がり、チェルノブイリ事故よりも大西洋に大きな影響を与えている。セラフィールドからのクリプトンの希ガスは、マイアミでも測定されている。


...BNFL’s own environmental monitoring figures for the first quarter of 1997 revealed alarmingly raised levels of Technetium 99 in seaweed samples from the West Cumbrian coast. A Tc-99 level of 180,000 Bq/Kg in seaweed was sampled from Drigg, just south of the plant. This compared to a level of 71,000 Bq/Kg sampled in the previous quarter and to a level of just 800 Bq/Kg in 1992. Via the food chain Tc-99 is now found in duck eggs, and the use of locally harvested seaweed as a garden fertiliser has led to the discovery of Tc-99 in locally grown spinach. Irish Sea lobster have shown a similar alarming rise from 210 Bq/Kg in 1993 to 52,000 Bq/Kg in 1997 – over 40 times the EU Food Intervention Level set as a safety level for foodstuffs contaminated following a nuclear accident. Raised levels of Tc-99 were subsequently found in Norwegian lobsters.

英国核燃料会社の1997年の第一四半期の環境モニタリングで、西カンブリア海岸からの海藻サンプルに危険なレベルのテクネチウム99が明らかにされた。1kgあたり18万ベクレルのテクネチウム99が含まれていた海藻は、ドリック(セラフィールドから南へ13km)から採取されたものだった。その前の四半期に採取されたもののレベルは1kgあたり7万1000ベクレルで、1992年は、1kgあたり800ベクレルだけだった。食連鎖を通し、テクネチウム99は今ではアヒルの卵からも検出され、地元で取れる海藻を肥料にしたことで地元産のホウレンソウからも検出された。アイリッシュ海のロブスターも同様の汚染上昇が見られる。1993年に1kgあたり210ベクレルだったのが、1997年には5万2000ベクレルにまで上昇した。原子力事故後に食物汚染の安全基準として設定されたEUの介入レベルの40倍以上である。テクネチウム99のレベルの上昇は、その後ノルウェイのロブスターからも検出された。



A wide range of fish, shellfish and molluscs continue to show varying degrees of radioactive contamination from Sellafield’s discharges.

広範囲にわたる魚、貝、軟体類(イカ、タコなど)からも、セラフィールドからの排出によるいろいろなレベルの放射能汚染が示されている







A Review of Radioactivity in the Irish Sea (1992)


Physical oceanography 

海洋物理


The Irish Sea is a semi-enclosed body of water, connecting with the Atlantic Ocean via St Georges Channel in the south and via the narrower North Channel, Clyde Sea and Malin Shelf Sea to the north.

アイリッシュ海は半閉鎖されている海で、南のセント・ジョージズ水路経由で大西洋へ、幅の狭いノース水路経由でマリン・シェルフ海から北へと繋がっている。


The area is effectively sub-divided into two principal regions, to the east and west of the Isle of Man.

その地域は効率よくマン島の東と西の2つの主な地区に細分される。


The western portion consists of a deep channel (>100m) whereas depths in the eastern Irish Sea seldom exceed 50 m and between the Isle of Man and Cumbria seldom exceed 30 m.

西側は水深100m以上の深い水路だが、東のアイリッシュ海は50mを、マン島とカンブリアは、30mをほとんど超えることがない。




The physical oceanography of the Irish Sea has been quite extensively studied and modeled……Atlantic water enters the Irish Sea from Both the North channel and St Georges Channel, the latter predominating, and this is reflected in the annual mean surface isohaline.

アイリッシュ海の海洋物理については広範囲にわたり研究され、モデル化されてきた-----大西洋の海水はノース水路とセント・ジョージズ水路の両方からアイリッシュ海に入ってくる。セント・ジョージズ水路が優勢で、このことが海面の年間平均等塩分線に反映している。


…..The review by Howarth (1984) concluded that the water off Sellafield tended to oscillate, flowing southeastwards parallel to the coast during weak wind, and north-westwards during storms. It eventually leaves the eastern Irish Sea, via either the south of north or the Isle of Man, and thence though the North Channel.

ハワースの調査(1984)では、セラフィールド沖の海水は行ったり来たりする傾向にあり、風が弱いときは、海岸線に平行して南方面に流れ、嵐の時は、北西方法に流れると結論した。最後にはアイリッシュ海の東からマン島の南か南のいずれかを通り、ノース水路へと向かう



Behaviour of Radionuclides in sea water

海水中の放射性核種の動き


The detailed studies of Jefferies et al. (1982) for the period 1790 to 1978 showed that a release rate of 1Ci/day (37Gbq/day) resulted in a mean annual concentration of 4.2 pCi/l (155 mBq/l) in the immediate vicinity of the discharge point, with an approximate 30-fold reduction in the North Channel, and at least a 300-fold reduction in the southern entrance. 

1790年から1978年にかけての詳細に渡る研究は、1日あたり370億ベクレル放出していることを示し、放出箇所周辺で1リットルあたり1億3300万ベクレルとなり、ノース水路ではそれより30倍低くなり、南の水路の入り口では少なくとも300倍低くなるということになる。


……The considerable reduction in Cs discharges since the mid-1970s resulted in a decrease in water concentrations, which can be demonstrated by comparing the distribution in 1977 with that in 1988. There is some field evidence that nearshore Cs137 water concentrations, since the early 1980s, have not reduced as quickly as the reduction in the discharge would have implied. This suggests that re-mobilisation of Cs137 from the subtidal sediments is occurring as the system re-equilibrates.

----1977年と1988年の放出との比較を比較することにより、1970年代半ば以来のセシウム廃棄のかなりの減少により、海水の濃縮も減少したことが示される。放出の減少が示唆するような濃縮の減少が思ったほど早くないところが1980年代にあるが、これは、下干潮帯の堆積物からのセシウム137が再度動いていることを示している。




The overall decline in Cs concentrations in the Irish Sea and other UK waters was interrupted in April 1986 following the Chernobyl reactor accident. The signal could be detected both as an overall increase in radionuclides concentration of Cs134, Cs137, Ag110, I131, Te129 and Ru103, and a significant increase in the Cs134/Cs137 ratio. However, levels in nearshore waters, as well as in seaweed and mollusks, decreased rapidly in the Irish Sea. The effects were more marked and longer lasting in the North Sea, with run-off via the Baltic Sea masking the previous distribution pattern based on the Sellafield discharges.

アイリッシュ海と他いの英国に面した海のセシウム濃縮度の全体的な減少は、1986年4月のチェルノブイリの事故の後に止まった。セシウム134、137、銀110、ヨウ素131、テルル129とルテニウム103の濃縮度とセシウム134と137の比率の増加の徴候が現れた。しかしながら、アイリッシュ海の海岸沿いの海水、海藻、軟体動物(タコ、イカなど)のレベルは急速に低下した。しかし、セラフィールドの廃棄による以前の影響を覆っていたバルト海経由の流出があり、北海での影響は更に大きく長期にわたった。




……The distribution of the most soluble radionuclides, H3 has been studied in detail, particularly during the period 1968 to 1974. It has been shown that, for a release rate of 1Ci/day (37Gbq/day), the water concentration in the immediate vicinity of the discharge points is about 5pCi/l (185 mbq/l). At greater distances, however, such normalized interpretations of the data have indicated both southerly and northerly dispersion.

最も水に溶けやすい核種であるトリチウムも、とくに1968年から1974年にかけて詳細に調査された。1日あたり370億ベクレルで、放出ポイント周辺の海水は1リットルあたり1億8500万ベクレル。しかし更に遠方で正常値となっていることから、南へ、北へと拡散されていることが分かる。




Accumulation of Radionuclides by Biota

生物相による放射性核種の蓄積


…at least 50% of the environmental body burden of Cs in the Plaice, and 80% of that in the ray, must be due to absorption from food rather than direct uptake from sea water….The fraction of Cs137 taken up from food was related to diet, temperature, body size and rate of growth….apart from Cs137 and to some extent Ru106, other fission products are not accumulated by fish muscle. This is in contrast to, for example, crabs which have readily detectable concentrations of Ce144, Z95/Nb95 as well as Ru106 and Cs137 in hepatopancreas and muscle tissue

....少なくともツノガレイに含まれるセシウムの50%、エイの80%は、海水を直接取りこんだことからというよりはむしろ食物の消費によるものであるはず。食物から吸収されるセシウムの比率は食物、温度、身体のサイズと成長率に関係してる。セシウム137は別として、ルテニウム106や他の核分裂生成物は魚の肉には蓄積されなかった。それとは対照的に、例えばカニはセリウム144、ジルコニウム95/ニオブ95はルテニウム106とセシウム137と同様、肝すい臓と筋肉に濃縮されやすい。


 1990

Northern Ireland (wet, bq/kg)

Cs134

Cs137

Pu238

Pu239+240

Cod       タラ

0.07

7.5

Whiting  小タラ

ND

8.8

0.0011

0.0058

Herring   ニシン

0.3

7.2

Dogfish  ツノザメ

0.1

7.4

Saithe    シロイトダラ

ND

5.0

Nephrops アカザエビ

0.0014

0.0069

Winkles   タマキビガイ

0.052

0.25




Radioactivities for Cs134, Cs137, Pu238 and Pu239+240 of tissues from seals and porpoises in the marine environment around the UK were measured. Multifactor analysis of variance indicate that for radiocesium there was no significant difference for harbor seals, grey seals or porpoises in terms of species or gender; however, activity concentration of the tissue increased with body mass, and decreased with distance from Sellafield. The marine mammals concentrate radiocesium by factor of 300 relative to the concentration in seawater. The highest activity, 0.037bq/kg (Pu239+240), was detected in grey seal stranded at Rathlin Island in Northern Island.

イギリスの海洋環境にいるアザラシとイルカの組織におけるセシウム134、137、プルトニウム238、239・240が検査された。様々な分析により、アザラシやイルカに、性別、種類による大きな違いは見られなかったが、体重により組織における放射性物質の濃縮が比例し、セラフィールドからの距離に反比例することが分かった。海洋哺乳類では、海水の比率の300倍濃縮される最高値は、北アイルランドのラスリン島に打ち上げられたイルカから検出されたプルトニウム239・240で、1kgあたり0.037ベクレルだった。





いくら福島沖の海が汚れているからといって、

世界一放射能汚染されている海からの海藻を提供してくれるというのは・・・



人々の思考は、


麻痺しつつあるのでしょうか・・・???



これ以上汚すのをやめましょうよ。


薄め続けば、結局は全体の汚染は増え続けるだけ。。。。


これからは減らすことだけを考えましょうよ。


全ての連鎖がドミノ式に崩壊し始める前に。。。







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Author:Blue Dolphine
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と連れ合いに、そして周りの全ての人たちから日々幸せをもらっている母です。

バンクーバー近郊に被曝からの避難を考えている方、できる範囲でお手伝いします。遠慮なくご連絡ください。




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